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【コラム 撃戦記】

ボクシング界に新風「女子だってプロなんだ」 素晴らしいアスリートファースト

2019年8月19日 紙面から

 日本ボクシングコミッション(JBC)が女子を承認したのは2007年。翌年5月には女子だけの「第1回女子プロボクシング大会」が開催された。華やかなスタートだったが、当初は「試合ができればいい」とノーギャラの選手もいて先行きに不安を抱かせた。

 元WBA世界ライトミニマム級王者で最多の17連続防衛を記録したまま昨年1月に引退した小関桃は「最初に50万円をもらった。その後の金額は恥ずかしくて言えない。女子はお金で試合をしている人は誰もいない」と言い切っていた。

 ところが、先月12日のWBA女子世界フライ級タイトルマッチ(後楽園ホール)のギャラは王者藤岡奈穂子(竹原&畑山)が200万円、挑戦者の天海ツナミ(山木)が100万円になっていた。

 藤岡はそれまでドイツに招かれた世界戦で提示された200万円が最高で、2度目の200万円。でも、日本で200万円というのが大きい。

 金額はまだ少ないが、プロはチケットを買ってくれるファンがいての人気商売だ。一力ジムの小林一プロモーターが「女子だがプロだから」と“アスリートファースト”にかじを切っての提示。選手がプロで夢を描けるのが素晴らしい。 (格闘技評論家)

 

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