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【コラム 撃戦記】

ボクシング界の重鎮だった三迫会長

2019年8月5日 紙面から

 輪島功一ら名選手を育てたボクシングジムの老舗、三迫ジムの三迫仁志前会長が1日、85歳で亡くなった。私がプロレスやボクシングの取材を始めたのは1980年。当時、ボクシング界は毒入りオレンジ事件の騒動で揺れていて、三迫会長は業界の重鎮だった。ゴルフにも良く誘われ、公私でお世話になった。最近はジムで顔を合わせることもなく気になって近況を聞いたりしていての訃報、残念だ。

 三迫ジムとは大学時代から縁があった。NETテレビ(現テレビ朝日)のワールドキックボクシングの選手時代、空手が土台だった私にプロモーターからボクシングを勧められ、紹介されたのが三迫ジムだった。

 選手としては、東洋、日本フライ級王者だったが、現役時代は世界挑戦の機会は得られなかった。しかし、引退後はジムの会長としてだけでなく、プロモーターとしても活躍した。フジテレビと提携して世界王者になった新井田豊、内藤大助を始め多くの世界戦を開催してきた。ご冥福をお祈りしたい。合掌。

  (格闘技評論家)

 

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