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【コラム 撃戦記】

勝負ほぼ互角!! 双方KO決着に意欲

2019年7月10日 紙面から

 王者返り咲きへ−。ボクシングの前WBA世界ミドル級王者村田諒太の王座奪還戦が12日に迫った。村田は昨年10月、米国・ラスベガスでブラントに王座を追われたが、そのブラントが2月に初防衛に成功。今回村田はダイレクトでの再戦で、しかも舞台はホームになった。「チャンスはそう何回もあるものではない」と村田は関係者に感謝している。

 これまで世界戦で僅差の判定で敗れた選手が直接再戦した場合、データ的には負けがやや上回っていて簡単ではない。前回の対戦では、ブラントの緻密な村田分析が功を奏したが、今回ブラントは技術の強化に加え高地トレーニングでスタミナを強化。「私にパンチは当たらない」と自信をのぞかせる。

 対する村田もブラント分析にぬかりはない。公開練習では手の内を隠したかに見えたが、やっかいなブラントの脚封じ対策は完璧のようだ。ともに趣味が読書という2人の聡明(そうめい)で知的な駆け引きも見ものだ。勝負はほぼ互角。双方がKO決着に意欲をみせる。パワーと技術。ボクシングの醍醐味(だいごみ)が伝わるパフォーマンスが期待できそうだ。 (格闘技評論家)

 

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