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【コラム 撃戦記】

拳四朗、人気増へ統一戦を

2019年7月3日 紙面から

 WBC世界ライトフライ級王者拳四朗のV6戦が12日、同級1位タコニンを相手に行われる。挑戦者のタコニンは28勝(22KO)3敗1分け。拳四朗は15戦全勝(8KO)と負けなし。拳四朗はメンタルも強い。今のところ、負ける要素はまず見当たらない。

 拳四朗は、かつてミドル級で日本、東洋王者に君臨した寺地永さんの次男だ。所属ジム会長でもある父に中3から基礎をたたき込まれてきた。重心のぶれないバランスのいいボクシングを見せる。

 パンチは速い。多彩なテクニックもある。見栄えもいい。しかし、この実力に人気がいまひとつついていかないのが残念。最近はパンチに体重が乗ってきて破壊力も増している。V2戦から続いていたKOは前回のV5戦で途切れたが、5度の防衛は名王者の仲間入りだ。これからは相手探しに苦労するはずだ。

 具志堅用高さんの日本人最多連続防衛記録13の更新を当面の目標に挙げているが、団体統一戦も視野にある。実力を人気に結び付けるには統一戦が一番で、本人もそれを望んでいる。注目したい。 (格闘技評論家)

 

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