トップ > 中日スポーツ > 格闘技 > コラム・撃戦記一覧 > 記事

ここから本文

【コラム 撃戦記】

新時代は武士道歩む貴景勝に期待

2019年4月23日 紙面から

 昨年10月、元横綱・輪島が咽頭がんで他界したと思ったら、今年2月には元横綱・双羽黒が慢性腎不全で亡くなった。

 1つ年下の輪島関とは日大に同じ時期在籍していた。私はNETテレビ(現テレビ朝日)が1969年に放送を開始した「ワールドキックボクシング」のメインイベンター。輪島関は学生横綱で名をはせた。70年に花籠部屋へ入門した。

 引退後の86年には全日本プロレス入り。格闘技担当だった私は故郷の石川県でデビューする輪島を追った。同様に双羽黒関も記憶に残る横綱だった。相撲界を引退した88年、へビー級ボクサーの育成を目指した相模原ヨネクラジムの佐藤太治会長がボクサー転向を促した。夢はかなわなかったが、同年2月にタイソンが初来日。ヘビー級ブームを巻き起こした。ボクサーに転向してたらと思うと残念で、55歳の訃報は驚きだった。

 そんな平成の終わり。5月からの新元号「令和」にうれしい話題があった。大関昇進を決めた貴景勝だ。堂々と「武士道精神を重んじ」の口上。礼儀や名誉、忠義を重んじる精神を道徳とした武士道。22歳。伸びしろいっぱいの大関の相撲道に期待したい。 (格闘技評論家)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ