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【Penペン草紙】

厚底か、はたまた非厚底かー。 名古屋ウィメンズマラソンでも見逃せない注目ポイント

2020年2月24日 18時0分

非厚底シューズで大阪国際女子マラソンに出場し、日本陸連の設定記録を上回る2時間21分47秒で優勝した松田瑞生

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 質問する側もいささか食傷気味ではある。陸上長距離で好記録連発の一因としてフィーバーを巻き起こすナイキ社製の厚底シューズ。3月の名古屋ウィメンズマラソンに向けて出場選手の取材を進めている記者も、この話題を避けては通れない。「どのシューズを履いているのか」。各選手の足元を見つめている。

 厚底一色になりつつある男子と異なり、女子の反応はさまざまだ。V候補の一山麻緒は年明けから履き始め、「足裏の疲労感がない。クッション性があって足に優しいのかな」と感触は上々。男子選手のような跳ねるような走り方も、厚底シューズに合っているらしい。

 一山と同じワコール勢でも、安藤友香と福士加代子は履いていない。指導する永山忠幸監督は「跳ねすぎちゃって嫌だというのが履かない理由。そこは本人たちの感覚ですね」と説明した。

 五輪切符を狙う岩出玲亜(アンダーアーマー)も「試しましたが、上りで走りにくい感覚がある」。これまで通りのシューズで名古屋に臨む。

 シューズに関わりなく好記録が生まれているのも事実。1月の大阪国際ではニューバランスの松田瑞生(ダイハツ)が2時間21分台をマーク。今月16日の青梅マラソンではアシックスの前田穂南(天満屋)が30キロで日本新を記録した。

 たかがシューズ、されど―。名古屋を駆ける選手たちの足元も、小さな注目ポイントだ。 (木村尚公)

 

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