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【Penペン草紙】

新型コロナウイルスの感染拡大 何より冷静な対応を

2020年2月11日 18時0分

11万7538人が訪れた昨年5月の日本ダービー

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 新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、国内流行が現実味を帯び始めた。クルーズ船での集団感染が連日、報道される中、政府は水際対策を続けているが、国内流入を阻止するのは、難しい状況にある。

 各イベントでは、ファンとの直接的な接触を制限する傾向が強くなってきている。JRAは現在、感染対策をお願いするポスター掲示を行い、推移を見守っている段階。今後については「状況を見ながら対応していきたい」と話す。新型インフルエンザの流行した2009年には、各競馬場、ウインズのインフォメーションに消毒液を置く措置がとられたが、5月に感染の広がりが始まった当時とは違い、今回はまだ2月。ウイルスの活動は気温の上昇する夏に向けて終息へと向かうとされるだけに、時間的な環境はかなり悪いと言っていいだろう。

 流行が広がりを見せれば、より強制力を持つ、12年の通常国会で成立した「新型インフルエンザ等対策特別措置法」の適応が検討されることも想定される。レース後に直接騎手からサインをもらうことなどは、自粛する方向になるかもしれないが、過度に反応するのではなく、まずできることから。何より冷静さが求められている気がしてならない。(山田数夫)

 

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