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【Penペン草紙】

第39回ジャパンカップ 史上初の外国馬参戦なし 開催時期、検疫「長すぎる」との声…もう少し外国馬に配慮を

2019年11月19日 18時0分

2018年のジャパンカップ。キセキ(右端)を交わすアーモンドアイ(右から2頭目)。左はスワーヴリチャード

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 今週は東京競馬場でジャパンCが行われる。今年で39回目を迎えるが、ついに外国馬の参戦がゼロとなってしまった。うーん、新人のころ、一流の外国馬を目の前にした時の感動はいまでも忘れられないが…。

 外国馬の参戦は年々減少傾向にあり、ここ5年を振り返ると3、4、3、4、2頭の出走馬しかいない。このままでは近いうちにゼロになる危険性があることは、JRAも感じていたはず。弊社に勤務していた名物ベテラン記者は、もう何年も前から苦言を呈していたほどだ。

 ジャパンCは現在、2006年にディープインパクトが勝って以降、日本馬が13連勝を飾っている。もちろん勝ち馬を褒めるべきだが、果たして本当に強い外国馬を相手に戦ったのだろうか。しかも外国馬は万全の状態で出走したのだろうか。

 よく言われるのが開催時期の問題。秋にはフランスやアメリカなどで大きなレースがあるし、12月には香港国際競走が開催される。現実的にジャパンCか香港かの選択で、香港を選ぶ関係者が何と多いことか。これは最近では日本馬にも言えることだが…。

 もうひとつは検疫の問題。数年前、外国馬のオーナーサイドが「長すぎる。これでは日本に来たいがちゅうちょしてしまう」と言っていたが本音だろう。国際レースを盛り上げたいなら、もう少し外国馬に配慮も必要だろう。

 かくして日本馬だけの初のジャパンCとなったが、なかなかのメンバーはそろった。熱戦を期待しよう。(花岡敦史)

 

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