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【Penペン草紙】

東洋大で梅津と出会い、甲斐野の凄みに触れて今がある DeNA・上茶谷を成長させた「礎」の4年間

2019年10月17日 18時0分

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 開幕から先発ローテを守り切ったDeNAのドラフト1位、上茶谷大河投手(23)が感謝するのは、ソフトバンクの甲斐野、中日・梅津と東洋大から同じプロの道に進んだチームメートの存在だった。

 高校3年の夏だった。入部希望者が参加する練習会(セレクション)で、その日、隣のブルペンで投げていた梅津に衝撃を受けた。「エグイというか、こういう選手が入る学校なんだなと思った」。球威、コントロールで高い能力をみせる右腕との出会いで野球に対する意識もさらに高まった。

 その梅津と高みを目指すきっかけをつくったのが、入部後、才能を開花させた甲斐野だった。2年の進級時に145キロだった球速が日を追うごとに150キロまでアップした僚友の成長を目の辺りにし、「このままでは、甲斐野に追いつくことができない。何か練習以外でもやらなければ」と一念発起。練習以外の空いた時間には週5日、上半身、下半身と日ごとにメニューを変えた筋力トレーニングを続け、梅津とともに「150キロトリオ」と呼ばれるまで力をつけた。

 4月2日のヤクルト戦(神宮)でプロデビューを果たすと24試合に先発(登板25試合)、チーム最多の今永に次ぐ7勝を挙げ、CS本拠地初開催となるレギュラーシーズン2位に貢献。大学時代に築いた基礎がプロでも通用する体につながった。

 来季は同じセ・リーグで活躍する梅津と楽しみにしていることがある。「梅津が投げるボールをバッターボックスから見てみたい」。大学時代では1度もなかった投打での対戦を夢見る。(石井智昭)

 

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