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【Penペン草紙】

ドラフト指名を待つ遅咲きのスラッガー 新潟アルビレックス・樋口龍之介が開くプロの扉

2019年10月10日 18時0分

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 中日・柳裕也投手の元チームメートの独立リーガーがBCリーグからのNPB入りを目指している。横浜高から立正大を経て新潟アルビレックスBCに入って3年目の樋口龍之介内野手。スカウトへのアピールの場になるBC選抜に選ばれ、9月にジャイアンツ球場で巨人3軍戦に出場。そこで少し話したが、きかなそうな顔つき、ぶっきらぼうにも聞こえる話しっぷりが、プロ向きだなと感じた。

 樋口はこの試合で、大阪桐蔭高からドラフト4位入団で1年目の左腕・横川の直球をセンター左に放り込む先制3ランでアピール。試合後には、松井や清原も教えてきた巨人・内田順三コーチから「いいパワーしているな」と声をかけられた。立正大時代を見ているスカウトは「ごつくなったな」と驚いた。大学時代はあまりやらなかったウエートトレーニングに取り組んで入団時より体重が10キロも増えて、167センチ、80キロになった。

 横浜高で1つ先輩の日本ハムの近藤健介捕手が鹿児島県徳之島での自主トレにも昨年から2年続けて参加。「ほかの選手もいたので、いろいろなことを聞いたのが生きている」。ことしの後期リーグ戦は、出場66試合で打率3割5分4厘、19本塁打、69打点。打撃3部門ともリーグ上位に名を連ねた。NPB球団から調査書も届いていて、17日のドラフト会議で指名されるチャンスが巡ってきたが、ネックは25歳という年齢で「難しいものと思っています」と浮ついたところは全くない。

 小さいころからスポーツ万能。ボウリングは270点をたたき出したこともある。特に卓球は負け知らずだったぐらいで「野球をやめようかと思ったこともあった」ほどの腕前。エンゼルスの大谷は同い年。「これが同級生かって思ったりもするけど、同じスポーツをやっている以上、負けたくない」。この負けん気もいい。新潟で待つ樋口に吉報が届いてほしいと思う。(小原栄二)

 

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