トップ > 中日スポーツ > ゴルフ > 内藤雄士の「必ず上達する、これが最新スイング」一覧 > 記事

ここから本文

【内藤雄士の「必ず上達する、これが最新スイング」】

アイアンショットの成功は正しい右手のひらの動きなんです

2015年3月12日 紙面から

番手通りに飛ばすにはボールを捉え、押し込む意識

 今週はアイアンショットのおさらいをします。アイアンショットのポイントは、ボールを捉え、押し込む動きです。そのためには、右手の使い方がカギになります。

押し続ける

写真

 アイアンショットで大切なのは、インパクトでボールを捉えた後に、しっかり押し込む動きです。これがいわゆるダウンブローといわれる打ち方です。ダウンブローに打つということは、ボールをつぶすようなイメージで、インパクト後にさらに押しこんでいく動きがすごく大切になります。これができて、初めてアイアンは番手通りの距離が打てるようになるし、飛距離もぐっと伸びます。

 そのために重要になるのが、右手のひらの向きです。アドレスから右手のひらの向きを確認していきましょう。右手のひらを開き、左手だけでクラブをもってください。右手のひらは開いたままグリップに添えるだけです。アドレスでは右手のひらはターゲット方向に向きます。テークバックして、スリークオーターの位置、ちょうど右肘が真下を向いている位置です。ここで右手のひらは体の正面を向いています。トップからダウンして、インパクトの位置にもっていきます。インパクトでは右手のひらは再びターゲット方向に向いていなければなりません。そしてアドレスよりも少しハンドファーストになったインパクトから、さらにターゲット方向に向けて押し続けていきます。そして腕が腰の位置でフィニッシュした時、バックフェースと右手甲は体の正面を向きます。これが正しい右手のひらの向きです。

確認の連続

写真

 これが理解できたら、今度は右腕一本でスイングをしてみてください。最初はスリークオータースイングでいいと思います。右腕だけでクラブを持ち、肘を締めて構える。スリークオーターで打つとき、手のひらは正面を向いているか。インパクトでターゲット方向を向いているか、フィニッシュで右手甲とクラブのバックフェースが正面を向いているか。それをゆっくり振りながら確認してください。

 アマチュアゴルファーのみなさんは、クラブをボールに当てるまでをすごく気にしますが、実はもっと大切なのは、当てた後の動きや意識なんです。当たった後も、さらに押し続けて、アイアンは番手通りの距離を打つことができるようになります。

◆今週の宿題

低い打球を意識してハーフスイング

写真

 7番アイアンか8番アイアンで、ハンドファーストをキープしたままハーフスイングでボールを打ってみてください。軽くライナーを打つ意識で振ってみます。それでもクラブにはロフト角があるから、ちゃんと上がることを確認してください。スイングはインパクト直前の5センチとインパクト後の10センチが大切です。ハーフスイングができたら、もっと小さなスイングでこの15センチを確認してください。ポイントはボールをつぶして押す動きができているかどうかです。

◆宿題やってみました

(写真左)モー娘。’15生田が挑戦「アイアンってコツを知ることが大切ですね!!」(写真右)内藤コーチのレッスンを受ける編集青山(左)

写真

 今週の宿題は、このレッスンページの編集を担当する青山と、モーニング娘。’15の生田衣梨奈が挑戦しました。

 青山「あこがれのダウンブローを習得するチャンスです。張り切っています。つぶすという動きがなかなか身に付かず、トップも出るのですが、下に押すという意識を強く持ってドリルを続けたら、これまでにない感触でボールを打つことができました。そんな時は、ハーフスイングでも、しっかりとスピンがかかります。気持ちいい。これがコンスタントに打てるようになりたいですね」

 生田「そうかボールを当たった後も押し続けて打つのがアイアンショットのコツなんだ。だからこれまで、アイアンはどの番手を打っても、ほとんど距離が変わらなかったんですね。この練習を何とかものにして、女子プロさんのように、わたしもアイアンでかっこよく飛ばします」

番手変えても同じ距離 すくい打ちが原因

 内藤「青山さんも生田さんもたぶんすくい上げて打ってしまうくせがついてしまっていると思います。女性に特に多いのが、このすくい打ち。これをすると、力の弱い女性はインパクトでロフトが開いてしまって、どのアイアンを打っても距離が変わらなくなってしまいます。大切なのは、インパクトしてからもボールを押し続ける動きと強い意識です。これで悪いくせを直しましょう」

 ▼内藤雄士(ないとう・ゆうじ) 1969(昭和44)年9月18日生まれの45歳。東京都出身。日大ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学。最新のゴルフ理論を学ぶ。1998年からツアープロコーチとしての活動を開始。2001年にはマスターズ、全米オープン、全米プロの米ツアーのメジャー大会をツアープロコーチとして経験。丸山茂樹の米ツアー参戦に同行し、3勝をサポート。契約プロゴルファーの多数のツアー優勝を支えた。海外のツアーにも精通している。その一方で、東京都杉並区でラーニングゴルフクラブ(LGC)を設立し、ゴルファーの育成にも取り組んでいる。

 ▼生田衣梨奈(いくた・えりな) 1997(平成9)年7月7日生まれの17歳。福岡県出身。モーニング娘。’15のメンバー。趣味のゴルフは小3から始める。ドライバーの飛距離は230ヤードを誇る。得意なクラブは7番アイアン。

 取材協力 ハイランドセンター 東京都杉並区高井戸東3−11−7 (電)03・3334・7111 レッスンなども随時受付中

 (毎週木曜日の紙面に掲載。紙面では他に「お手軽エクササイズ」も掲載しています。)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ