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【内藤雄士の「必ず上達する、これが最新スイング」】

30ヤード超のアプローチ しっかり体を回転 適正な振り幅が大切

2015年2月26日 紙面から

 フルスイングもできない、かといって、グリーンまではまだ距離があるアプローチって、なかなか悩みますよね。たとえばピンまで30ヤードの距離を、あなたならどう打ちますか? 体の回転を使って、適正な振り幅でスイングすることが、特にアプローチでは重要になります。

落としどころ重要

 近すぎてフルショットはできない、転がすにはちょっと遠すぎる、ピンまでだいたい30ヤードを超えるようなアプローチは、適正な振り幅でスイングをすることが重要になってきます。

 要は落としどころをしっかり決めて、その距離分を振るということです。その時、大切なのは体の回転を使うということです。そのためにはアドレスで、右サイドを適正なポジションにすることが重要になります。この右サイドの適正なポジションというものを説明しましょう。

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 ポイントになるのが右肘です。前傾して両腕を脱力して下ろしてください。次に右肘を絞るように右腕全体を回転させ、手のひらを正面に向けます。右肘が体にくっついて、右脇も自然に締まるのを感じられると思います。かなり窮屈に感じるかもしれませんが、これが正しい右肘のポジションです。この肘の位置をそのままにして、クラブのグリップを握ります。大切なのは、この右肘の締めをテークバックからトップ、そしてインパクトまで保ち続けることです。

 アドレスでつくった手首の角度も、最後まで維持してください。右肘のポジションと手首の角度をスイング中ずっと維持しようとすると、体の回転で振りやすくなります。体の回転で振ることができれば、アプローチで最も大切な腕と体の運動量も一致しやすくなります。これが適正な振り幅でスイングをするということです。

 同じ30ヤードでも、何ヤードキャリーで出して、何ヤードランを出すかは、グリーンやグリーン周りの状況によって異なってきます。ボールの落としどころは、振り幅で調整してください。

 アプローチが苦手で、ダフったり、トップしたりという、インパクトでのミスが多い人は、手打ちになってしまっている可能性が高いと思います。手打ちになると必要以上に大きなテークバックになって、ピンを大きくオーバーしたり、逆にオーバーを本能的にいやがり、インパクトで緩んでざっくりしてしまうのです。インパクトでおきるミスは、手打ちのスイングになった時に起きやすい現象なのです。

◆今週の宿題

右肘の絞りを意識してスイング

テークバックでも右肘の絞りを意識する

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 今週の宿題は、スイングです。アプローチでも、ショットでも、スイング中、肘が体の幅からはみ出ることはありません。特に右肘の絞りが大切。少し窮屈くらいでちょうどいいのです。体の外からでると、肘が引けてしまう。体の線からはみ出さないで振ってみてください。そのためには、まず右腕全体をだらんと垂らして、体の正面に向ける。右肘をそのまま正面に向けて、右手でグリップを持ってください。これが右腕の正しい使い方です。ね、いつもより窮屈に感じるでしょう? この窮屈感を意識してスイングをしてください。

◆宿題やってみました

インパクトの緩みがなくなった

右肘を写真のように絞る

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 今週の宿題にはこのページの編集を担当している青山が挑戦しました。思っている以上に窮屈です、この持ち方。この窮屈感が違和感ではなく、普通の感覚になるまで練習してみます。ただ実際に振ってみると、これまで悩みの種だったインパクトで緩んでしまうということがなくなりました。しかもきちんと当たります。いかに右肘をこれまでルーズにして振っていたかがわかります。

窮屈感は締まってる証拠

 内藤「窮屈感というものは、裏を返せば右肘がちゃんと締まっている、カチっとはまっているということの証拠でもあります。体の回転で振るには、この締まりは欠かせないものと覚えてください。これをものにしたら、アプローチで失敗する確率はぐっと下がりますよ。がんばって練習してください」

◆パッティング練習器を3人にプレゼント

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 ▼内藤雄士(ないとう・ゆうじ) 1969(昭和44)年9月18日生まれの45歳。東京都出身。日大ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学。最新のゴルフ理論を学ぶ。1998年からツアープロコーチとしての活動を開始。2001年にはマスターズ、全米オープン、全米プロの米ツアーのメジャー大会をツアープロコーチとして経験。丸山茂樹の米ツアー参戦に同行し、3勝をサポート。契約プロゴルファーの多数のツアー優勝を支えた。海外のツアーにも精通している。その一方で、東京都杉並区でラーニングゴルフクラブ(LGC)を設立し、ゴルファーの育成にも取り組んでいる。

 <教えて> ゴルフに関して、あなたが取り組んでいる練習方法などを教えてください。何でも結構です。150文字程度にまとめ、ファクス(052・231・0628)か電子メール(spo-golf@chunichi.co.jp)で送ってください。採用された方にはゴルフボールをプレゼントします。

 取材協力 ハイランドセンター 東京都杉並区高井戸東3−11−7 (電)03・3334・7111 レッスンなども随時受付中

 (毎週木曜日の紙面に掲載。紙面では他に「お手軽エクササイズ」も掲載しています。)

 

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