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【内藤雄士の「必ず上達する、これが最新スイング」】

目の前にグリーン さぁどうする? 答えは失敗回避の寄せ方選択

2015年2月19日 紙面から

 今週のコースマネジメントは、寄せ方の順番を決めるです。グリーン周りの基本は転がしです。パターで転がすから始まり、ウエッジで上げて転がすまで、3つの寄せ方があります。順番を知って、迷いなくアプローチをしましょう。

スコアアップへのコースマネジメント2 アプローチ編

振り方は1つでいい

 芝が薄くて、地面が硬くなってしまっている冬のアプローチは、最も簡単な転がしから順番を決めていきます。

 (1)まずパターを使って転がすことができるかを考えます。芝が薄くて、まるでグリーンと同じように転がっていくような状況ならパターを選択してください (2)芝が少しあってパターでは、球の勢いが殺されるような状況なら、ユーティリティーや7番アイアンで転がすことを考えます (3)芝が深くて、いったんキャリーを出した後に転がしたいのならウエッジを使って転がすことを考えてください。キャリーの後にどれだけランを出したいかで、ピッチングウエッジ(PW)か、アプローチウエッジ(AW)かサンドウエッジ(SW)かを決めます。これがいわゆるピッチエンドランですね。

(左)グリーン上でなくても、パターが使えると判断したら、迷わずパターで打つ(中)振り幅さえ気をつければパターに大けがはない(右)グリーンには必ず乗る

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 ユーティリティーは基本はパターと同じように振ってください。ただし、ユーティリティーはパターに比べて転がりやすいので、テークバックを小さくして、振り子のように肩を上下に動かして振ります。

 SW、AW、PW、7番アイアンなどで寄せる時は、クラブのロフト通りに構えたいので、少しハンドファーストになります。そしてこのハンドファーストの角度を、スイング中にずっと維持していきます。その上でパターと同じように、振り子の要領で振っていきます。

 パターやユーティリティーはキャリーがなく、最初から転がしていくイメージです。ウエッジからアイアンはロフトなりのキャリーが出るので、基本的にピッチエンドランのイメージです。繰り返しますが、基本的にアマチュアゴルファーのみなさんは、アプローチの振り方は1つでいいと思います。いろんなテクニックを持とうとしないで、転がしなら、転がしを徹底的に練習することがスコアアップの近道だと思います。

◆今週の宿題

転がしを自分のものにする

 今週の宿題は上記の3通りの寄せ方を試してみてください。ラウンドなどで試さないと、どの状況で、何が有効なのかの見極めができません。アプローチは判断力が大きくものをいいます。

 (1)グリーンまで障害物のないアプローチなら冬の場合、とにかく転がしが有効 (2)ボール位置は右足小指の前。スタンスは少しオープンがいい (3)テークバックの振り幅はランまで計算して考える (4)転がそうと思っても、ロフトがある分、打ち出しからボールは上がる (5)転がしなら、確実にグリーンに乗る

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◆宿題やってみました

ウエッジばかり… 今までの攻め方反省

青山は少しオーバーしたが、転がしだから大けがはしなかった

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 今週の宿題にはこのページの編集を担当している青山が挑戦しました。アプローチの考え方ががらりと変わりました。そしてパターを使う率が相当に増えました。今まで何でもかんでもウエッジを使っていたのが、いかに頭を使わないアプローチだったのかを知りました。でも、たまにラフに食われて、極端にショートしたりする失敗がありました。これも実戦経験を積んで解消できるような気がします。

UTをパターのように◎

 内藤「ライが薄くてグリーンと変わらない時にはパター。芝がフワフワして転がりの邪魔をしそうな時はユーティリティーを選ぶといいですよ。ユーティリティーをパターのように使うと、とても有効です。アイアンはどの番手でも基本的な振り方はピッチエンドランです。振り子の要領で、クラブのロフトなりに打ってください。上げた後にどれくらい転がしたいかで、番手を選んでください」

 ▼内藤雄士(ないとう・ゆうじ) 1969(昭和44年)9月18日生まれの44歳。東京都出身。日大ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学。最新のゴルフ理論を学ぶ。1988年からツアープロコーチとしての活動を開始。2001年にはマスターズ、全米オープン、全米プロの米ツアーのメジャー大会をツアープロコーチとして経験。丸山茂樹の米ツアー参戦に同行し、3勝をサポート。海外のツアーにも精通している。現在は平塚哲二、矢野東、伊藤誠道らツアープロのコーチを務める。その一方で、東京都杉並区でラーニングゴルフクラブ(LGC)を設立し、ゴルファーの育成にも取り組んでいる。

 <教えてください> 内藤コーチのゴルフレッスンの感想を募集しています。採用された方には、ゴルフボール3個をプレゼントします。ファクス(052・231・0628)か電子メール(spo-golf@chunichi.co.jp)で送ってください。

 取材協力 ハイランドセンター 東京都杉並区高井戸東3−11−7 (電)03・3334・7111 レッスンなども随時受付中

 (毎週木曜日の紙面に掲載)

 

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