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【内藤雄士の「必ず上達する、これが最新スイング」】

パットの基本3カ条 インパクトで強さを調節していませんか?

2015年1月22日 紙面から

 今週からパットのレッスンに入ります。パット・イズ・マネーとは言いますが、一番アマチュアゴルファーが練習しないのもパッティングです。プロとの実力差がはっきりと出るのも、実はこのパッティングです。パット上手になればスコアは必ずよくなります。

(左)10ヤードの距離にボールを置く。できる限り平らなラインがいい (右)振り幅を一定にするためにボールの後ろにティーペグを置く

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下りでも加速

 パットがうまくなるためには、自分の距離感を持つことが大切です。10ヤードの距離からまず始めましょうか。この距離が入る、またはタップイン(ちょこんと打つだけ)で入る距離までにすることは、そのままスコアに直結するからです。

 距離感を持つために大切なのは次の3点です。(1)テークバックを一定にすること。(2)ヘッドをインパクトに向かって加速させること。(3)クラブフェースの芯で打つことの3点です。

 逆に言えば、多くのアマチュアゴルファーは、この3つがそろっていないということです。(1)に関して言えば、たいていのゴルファーが、プロに比べてテークバックが大きい傾向があります。そのまま打ったら明らかにカップを大きくオーバーしてしまうから、インパクトの瞬間に緩んでしまうのです。この打ち方でカップに近づいても、それはたまたまです。次のパットではまたオーバーするか緩んでショートするかの、どちらかです。(2)は加速的インパクトと言って、パッティングのすごく大切な要素です。たとえ下りのラインでも、必ず加速させて打ってください。パッティングはお寺の鐘つきと同じです。加速させることによって、ストロークが安定します。絶対にインパクトで調整しないでください。(3)はいわずもがなです。芯で打てないと、いつまでたっても距離がバラバラのままです。

 以上の3点を踏まえて、自分の距離を持つためのドリルを紹介します。用意するのはティーペグです。それをボールの後方に刺してパットをします。ティーペグまでの距離がテークバックの距離です。これで(1)のテークバックの距離が一定になります。練習グリーンで、できるだけストレートのラインを見つけて10ヤードの距離を取ります。その目標に向かって、ティーペグまでの距離を移動させながら、10ヤードの振り幅を見つけてください。

(左)アドレスを取って、この振り幅の中でボールを打つ (右)再びアドレスを取って、この振り幅でボールを打つ

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小さい振り幅から

 コツは小さい振り幅から始めること。10ヤードをショートするくらいの振り幅から徐々に大きくしていったほうがいいでしょう。その際に注意するのが(2)の加速させながらインパクトをすることと(3)の芯で打つことです。

 10ヤードの適正なバックスイングを身に付けたら、そのほかの距離は応用です。振り幅で20ヤード、15ヤード、5ヤードにも対応できます。

10ヤードの距離感が出せるようになったら、振り幅で短いのも長いのも対応できます

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◆今週の宿題

ラウンド前にもぜひ

 グリーンで10ヤード打ってみてください。ティーペグでバックスイングを一定にして、常に10ヤードが打てるようにします。即効性があるので、ラウンド前の練習グリーンでやると、パット数が相当に変わると思います。気を付けるのは加速的インパクトと芯でボールを捉えることです。

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◆宿題やってみました

練習効果すぐに出た

 今週はこのレッスンの編集を担当している青山が挑戦しました。いろんな悩みを抱えています。最近始めたのは、ラウンド後、スコアカードを見ながらの反省。スコアカードを見ながらその日のラウンドを振り返ると、やはりパット。3パットだけじゃなく、短いパットをはずしたり、結構していることを発見しました。10ヤードの距離感を持つドリルをやってみたら、確かにその日のロングパットで「ノー感じ」なパットが少なくなった気がします。もっと、もっと磨いて、パット名人を目指します。

ヘッドの加速を忘れずに

 内藤「手首の角度を変えずに、一定の振り幅でヘッドを加速させる。これだけを守れば、10ヤードの距離感を持つことはそれほど難しいことではないことが、このドリルでわかったはずです。確実に加速させることを守って、これからも練習してください」

 ▼内藤雄士(ないとう・ゆうじ) 1969(昭和44)年9月18日生まれの45歳。東京都出身。日大ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学。最新のゴルフ理論を学ぶ。1998年からツアープロコーチとしての活動を開始。2001年にはマスターズ、全米オープン、全米プロの米ツアーのメジャー大会をツアープロコーチとして経験。丸山茂樹の米ツアー参戦に同行し、3勝をサポート。契約プロゴルファーの多数のツアー優勝を支えた。海外のツアーにも精通している。その一方で、東京都杉並区でラーニングゴルフクラブ(LGC)を設立し、ゴルファーの育成にも取り組んでいる。

 <教えてください> ゴルフに関して、あなたが取り組んでいる練習方法などを教えてください。何でも結構です。150文字程度にまとめ、ファクス(052・231・0628)か電子メール(spo-golf@chunichi.co.jp)で送ってください。採用された方にはゴルフボールをプレゼントします。

 取材協力 ハイランドセンター 東京都杉並区高井戸東3−11−7 (電)03・3334・7111 レッスンなども随時受付中

(毎週木曜日の紙面に掲載)

 

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