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【内藤雄士の「必ず上達する、これが最新スイング」】

ダウンブローで簡単バンカー脱出 砂と一緒にボール上げる

2015年1月15日 紙面から

クラブのバウンス有効的に使おう

 今週でバンカーショットのレッスンは最後です。バンカーショットの肝はダウンブローです。これができたら、ボールは簡単に上がります。

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ダウンブローのイメージイラスト

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ボールの下へより深く

 バンカーショットの最大のポイントは、ダウンブローです。ダウンブローに振るということは、クラブヘッドのソールにある出っぱり(バウンスという)が使えるということです。このバウンスを砂にぶつけることで、砂が爆発(エクスプロージョンという)し、砂と一緒にボールがふわりと上がるのです。バンカーではロフト角の大きなサンドウエッジ(SW)を使います。そのロフト角の大きなクラブの性能を最大限に引き出すことができれば、バンカーからの脱出は簡単にできます。

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 トップからヘッドをボールの手前に落としていきます。大切なのはそこから。砂にバウンスをぶつけたら、さらに下へとヘッドを潜らせていってください。アマチュアゴルファーの方でよく見るのが、ヘッドが急激に上がっていく、いわゆるしゃくり打ちです。ボールを上げたくて仕方がないから、ヘッドが上がってしまうのです。もう1つ多いのがヘッドアップ。頭が浮けば、それにつられて手元も浮いて、グリップが上がってしまい、クラブヘッドがボールの上に当たってしまうから、上がりません。ロフト角を信じて、ヘッドをさらに潜らせるくらいのイメージで振ってください。

フィニッシュでこんなにグリップを上げてはいけない

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 それができたら、バンカーショットでは、ボールの左側のほうが深く砂を削ることができます。ちょうど左足の手前あたりがもっとも深く削れるくらいでいいのです。

しゃくり打ちはダメ

 プロのバンカーショットを思い出してください。フィニッシュでグリップは低い位置で止まっているはずです。これがダウンブローです。

 バンカーショットの練習の時、同伴パートナーにアドレスを正面から見てもらってください。注意して見てもらうのはグリップの動き。インパクトから急激にグリップが上がったりしていないかをチェックしてもらうといいでしょう。インパクトからグリップの動きが正しければ、ボールの行方を見なくても、ちゃんとバンカーから出ています。

ダウンブローで打てればこんな感じで左足手前の砂が深く取れますよ

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◆今週の宿題

ボールの左側を深く削ろう

 実際にバンカーショットを打って、ボールの左側の砂を深く削るように打ってみましょう。コツは砂にバウンスをぶつけた後も、グリップエンドを上げないことです。そのまま振り抜いていく感覚を持って振ってみてください。

◆宿題やってみました

トップとホームランもう怖くない

 今週はこのゴルフレッスンの編集担当の青山卓司が挑戦しました。早速バンカーで、このドリルを試してみました。実は青山、内藤さんの指摘通りのしゃくり打ちゴルファーです。これまでバンカーでは、トップとホームランのミスが悩みの種でした。このドリルは効果抜群。インパクト後もグリップを上げないというよりも、クラブヘッドをボール手前に入れた後に、さらに深く潜らせていくイメージで打ったら、ポンポンとボールが気持ちよく上がってくれました。ただし、インサイドに引きすぎる悪いくせが出ると、ダウンブローに打てず、バウンスではなくリーディングから砂に入ってしまいます。テークバックでしっかりとシャフトを立てていくことができれば、もうバンカーは怖くないです。ありがとうございます、内藤コーチ。

ボールがおもしろいように上がってくれた

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インパクトが命です

 内藤「バンカーショットでは、インパクトにパワーを凝縮させてください。極端に言うと、インパクトでスイングは終わり。あとはヘッドだけがボールを追い越して、シャフトが立っていくイメージです。もう1つ、ヘッドアップにも気をつけてください。頭を最後まで上げないくらいの意識が必要です。それができたらバンカーショットは決して難しくありません。クラブの性能を信じて振ってください」

 ▼内藤雄士(ないとう・ゆうじ) 1969(昭和44)年9月18日生まれの45歳。東京都出身。日大ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学。最新のゴルフ理論を学ぶ。1998年からツアープロコーチとしての活動を開始。2001年にはマスターズ、全米オープン、全米プロの米ツアーのメジャー大会をツアープロコーチとして経験。丸山茂樹の米ツアー参戦に同行し、3勝をサポート。契約プロゴルファーの多数のツアー優勝を支えた。海外のツアーにも精通している。その一方で、東京都杉並区でラーニングゴルフクラブ(LGC)を設立し、ゴルファーの育成にも取り組んでいる。

 取材協力 ハイランドセンター 東京都杉並区高井戸東3−11−7 (電)03・3334・7111 レッスンなども随時受付中

 (毎週木曜日の紙面に掲載。紙面では他に「お手軽エクササイズ」も掲載しています。)

 

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