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【内藤雄士の「必ず上達する、これが最新スイング」】

アプローチはソールがポイント きれいに滑らせミスしない

2014年11月20日 紙面から

 今週はソールの使い方をレッスンします。アプローチは、ヘッドのソールを、いかにうまく滑らせるかがポイントになります。低くヘッドを入れて、さらに低く出していく。これができれば、ダフりもトップも怖くなくなります。

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ダフリも怖くない

 アプローチで大切なのは、ウエッジのソールをうまく使うことです。成功するか、失敗するかはこれで決まります。

 きれいにソールが滑れば、多少手前にダフリ気味に入っても、ボールはフェースの上にキチンと乗りますし、キャリーは少々落ちますが、その分ランが出ます。

 一方、クリーンにボールに当たれば、キャリーがしっかり出てスピンがかかりますので、どちらでも結果的にボールが止まる位置はほとんど変わりません。

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 なので、ソールをうまく滑らせる事ができれば、ミスの許容範囲が広がりアプローチショットが易しくなります。

 ソールをうまく滑らせるコツは、低いところからシャローに(穏やかな角度で)ヘッドを入れる事です。加えてさらに大切なのが、インパクト以降ダウンブローに振っていくということです。

前傾姿勢最後まで

 シャローにヘッドを入れるイメージを持つと、どうしてもインパクト以降でアッパー軌道になってしまう方が多いのですが、そうするとソールがきれいに滑らず、ダフリやトップが出るスイングになってしまいます。ヘッドはシャローに入れ、インパクト以降もアッパー軌道にならないように注意して、ターフ(芝)を取るように振ってみてください。

 そしてもうひとつ、スイング中に体の回転が止まってしまうと、前傾角が崩れてインパクトで体が伸び上がってしまいます。こうなると、クラブヘッドの軌道がアッパーになってしまい、やはり大きなミスにつながってしまいます。この点にも注意してスイングができればソールがきれいに滑り、アプローチが簡単になります。

◆今週の宿題

腕の役割理解しよう

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 インパクトゾーンを使うためには、右腕と左腕の役割の違いをちゃんと理解することが大切です。そのために「スプリットに握って振ってみる」ことが有効です。スプリットとは離すという意味です。右手と左手に少し間隔を空けて握ってください。握り方は、いつもと同じ。片腕スイングが難しすぎてできない人も、スプリットに握ることなら、できますよね。コツは右腕は、脇をしめて空けないこと。左腕は、手首を甲側に折らず、中指、薬指、小指の3本でしっかり握って振ることです。

◆宿題やってみました

簡単!!スイングプレーン安定した!!

(左)スプリットハンドグリップでアプローチをしてみた(右)これが意外にうまくいく。でも、体の回転をちゃんとしたい

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 今週はこのページの編集を担当している青山が挑戦しました。この半年、呪文のように「体の回転」とつぶやいて練習をしてきました。片腕のスイングにも取り組み、左手首の角度に気をつけ、毎日のように狭い庭で、素振りをしています。

 そして今週はスプリットハンドでのスイング。これも体の回転(特に青山の場合はテークバックでの回転)に気を付けながら、振ってみました。このスプリットハンドのドリル、ヘッドが穏やかな角度でボールに当たってくれるから、クラブフェースにボールが簡単に乗ってくれます。小さなスイングなら、割と簡単でした。それどころか、オーバーラッピングで振るより、スイングプレーンが安定するような感じがします。スピンもよくかかるみたい。

 このスイング、アプローチに最適なんじゃないですか、内藤コーチ。手を離して握るから、インパクトで左手首が甲側に折れることもないですし。アプローチでこの握り、試してみようかな。

自信ある振り方使うべき

 内藤「簡単にできたということは、青山さんがこのレッスンで腕を上げている証拠です。その前に片腕でボールを打つドリルなどもやっているから、余計に簡単に思えたのかも。今後もがんばって練習を続けてください。実際のラウンドでこのスプリットグリップを試すのは、十分にありですよ。自信がある振り方でゴルフをするのが一番いいのです。スプリットにしなくても、たとえばグリップを少し太くするとかの工夫でも、アプローチが劇的に変わります」

 ▼内藤雄士(ないとう・ゆうじ) 1969(昭和44)年9月18日生まれの45歳。東京都出身。日大ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学。最新のゴルフ理論を学ぶ。1998年からツアープロコーチとしての活動を開始。2001年にはマスターズ、全米オープン、全米プロの米ツアーのメジャー大会をツアープロコーチとして経験。丸山茂樹の米ツアー参戦に同行し、3勝をサポート。契約プロゴルファーの多数のツアー優勝を支えた。海外のツアーにも精通している。その一方で、東京都杉並区でラーニングゴルフクラブ(LGC)を設立し、ゴルファーの育成にも取り組んでいる。

 <教えてください> ゴルフに関して、あなたが取り組んでいる練習方法などを教えてください。何でも結構です。150文字程度にまとめ、ファクス(052・231・0628)か電子メール(spo-golf@chunichi.co.jp)で送ってください。採用された方にはゴルフボールをプレゼントします。

 取材協力 ハイランドセンター 東京都杉並区高井戸東3−11−7 (電)03・3334・7111 レッスンなども随時受付中

 (毎週木曜日の紙面に掲載)

 

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