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【内藤雄士の「必ず上達する、これが最新スイング」】

大切なのは体の回転 アプローチに体重移動は必要ありません

2014年11月6日 紙面から

 今週のレッスンは、「縦の距離を磨く」です。アプローチでの致命的なミスは、縦の距離で失敗すること。特にグリーンオーバーは、絶対に禁物。そのためには体の回転が大切なのです。打つ距離が短いため、つい手打ちになってしまいがちなのがアプローチ。アプローチもスイングです。しっかりと回転しましょう。

縦の距離合わせる

 アプローチで大切なのが、縦の距離を合わせることです。より遠くに飛ばせばいいドライバーや、パー5や距離のあるミドルホールの第2打などと異なり、まず距離を合わせることが最も大切になってきます。

 そのために必要なのが体の回転です。当たり前ですが、アプローチもスイングの一つです。しかも、距離を打ち分けなければならない繊細さを必要とします。それをみなさん、距離が短いからなのでしょうか、腕の力に頼って振ろうしているように見えます。スイングですから、大切なのは体の回転です。体の回転を使って、大きな筋肉でクラブを振るから距離が合うのです。

体の回転がないから左手首を曲げないとヘッドが出ない

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 「アプローチに体重移動は必要ありません」と言うと、体の回転まで止めてしまう人がいます。体重移動をしないことと、体の回転をしないことはまったく結びつきません。むしろ小さな動きの方が、体の回転はさせにくいのです。慣性モーメントが大きいフルスイングで体の回転を止めることは難しいけど、アプローチは逆に回すことが難しくなります。だからこそ体を増す意識を持たなければいけないのです。

手首の角度は維持

 まず、テークバックでしっかりと体を回します。インパクトからも体の回転を止めずに回していきます。フィニッシュでは打ちたい方向に対し、体が正対するくらいの意識で回ってください。それと同時に、スイング中は手首を折らないこと。手首の角度は最後まで保つことができれば、体の回転でボールを打つこともできます。腕ではなく体幹の、大きな筋肉で打つことが、縦の距離を合わせる第一歩です。

◆今週の宿題

グリップエンドがつねにおへそ向く

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 今週は「体の回転を使って打つ」です。目標を決め、手首の角度は維持したまま、体を回転させることを意識して打ってください。グリップエンドがつねにおへそを向いているのが理想。腕の三角形を崩さず、しっかりと体を回してください。

◆宿題やってみました

回転の途中で前傾が崩れる

(左)体の回転がまるでない(右)左肘が引けたスイングになってしまう

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 今週はこのページを担当している青山が挑戦しました。このレッスンを初めて、早いもので半年が過ぎました。直接、内藤コーチからアドバイスをもらえるという特権を生かして、日々練習に励んでいます。とにかく内藤コーチに言われ続けているのが、この体の回転です。特にアプローチなどの小さなスイングになればなるほど、体の回転をしなくなるのが、わたしの当面の課題。連続写真を見るまでもなく、まったく回っていないことに気が付きました。強く意識するうちに、回転はできるようになったのですが、回転の途中で前傾が崩れて伸び上がってしまいます。これって何が原因なのでしょうか。自分ではそのままくるりと回っているつもりなのに、連続写真や動画で見ると、相当に上半身が起きてしまっています。

回転不足が原因です

 内藤「上体が起き上がるのは、回転不足の証拠です。回転ができてると青山さんは言いますが、できてません。たぶん、テークバックからトップにかけて、腕だけで上げてしまって、顔と体は正面を向いたままになっていると思います。いきなりフルスイングで体を回せる人はいません。まずはハーフスイングで、つまり自分の目で見える範囲のスイングで、しっかりと体を回転させるくせをつけてください。これができれば、フルスイングでもちゃんと体は回ります。結果、上体が起き上がることもなくなります。ハーフスイングは大切。スイングのすべての要素が詰まっています」

 ▼内藤雄士(ないとう・ゆうじ) 1969(昭和44)年9月18日生まれの45歳。東京都出身。日大ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学。最新のゴルフ理論を学ぶ。1998年からツアープロコーチとしての活動を開始。2001年にはマスターズ、全米オープン、全米プロの米ツアーのメジャー大会をツアープロコーチとして経験。丸山茂樹の米ツアー参戦に同行し、3勝をサポート。契約プロゴルファーの多数のツアー優勝を支えた。海外のツアーにも精通している。その一方で、東京都杉並区でラーニングゴルフクラブ(LGC)を設立し、ゴルファーの育成にも取り組んでいる。

気付いたことをメモ ラウンド前に見直す

 ゴルフ歴30年、62歳のゴルファーです。毎日つけている日記の余白に、ゴルフ練習で気付いたり、参考になったことなどを箇条書きにしています。そしてコースに出る前に読み返して、その日のチェック項目を2つか3つ決め、ラウンドではそれを常に意識しています。

 ラウンド後は、どうだったかを確認し、それをまた次回に生かすようにしています。

  小林豊(千葉県柏市)

 <教えてください> ゴルフに関して、あなたが取り組んでいる練習方法などを教えてください。日々の練習、ラウンド前の練習、会社や自宅でできるちょっとした工夫など、何でも結構です。150文字程度にまとめ、ファクス(052・231・0628)か電子メール(spo-golf@chunichi.co.jp)で送ってください。採用された方にはゴルフボールをプレゼントします。

 取材協力 ハイランドセンター 東京都杉並区高井戸東3−11−7 (電)03・3334・7111 レッスンなども随時受付中

 (毎週木曜日の紙面に掲載)

 

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