トップ > 中日スポーツ > ゴルフ > 内藤雄士の「必ず上達する、これが最新スイング」一覧 > 記事

ここから本文

【内藤雄士の「必ず上達する、これが最新スイング」】

カンタン距離打ち分けマスター法

2014年10月23日 紙面から

 今週はみなさんからのリクエストが多い、アプローチの距離の打ち分けをレッスンします。30、40、50ヤードを、みなさん、どうやって打ち分けてますか?

写真

 レッスンをしていてよくされる質問の一つが「距離の打ち分け方を教えてください」というものです。距離の打ち分けは確かに大切です。これができなければ、どんなにいいスイングで、きれいにボールを打っても、スコアには結びつかないですからね。

 アプローチでの縦の距離の失敗は、致命傷になりかねません。ではどうやったら、30ヤード、40ヤード、50ヤードの距離を正確に打ち分けることができるようになるのでしょうか。

 もちろん、すべての距離を時間をかけて練習すれば、打ち分けられるようになりますが、あまりにも時間がかかりすぎます。それよりも効果的なやり方を教えます。

 自分の得意な距離をつくることです。例えば30ヤード、40ヤード、50ヤードの打ち分けの場合、距離は何でもいいんです。30ヤードなら、それだけを徹底的に練習してください。そしてそれを完全に自分のものにするのです。得意な距離なら、30ヤードでも、40ヤードでも50ヤードでもいい。その距離があなたの基準です。これが自分の中にできれば、あとは感覚の問題です。

写真

 例えば40ヤードを基準にしたら、30ヤードはそれより少し振り幅を小さくとか、50ヤードならそれより少し大きくとかになります。すべてを満遍なく練習するよりもずっと少ない時間で、効果的に覚えられます。得意な距離を徹底的に身に付ける。これができればあとは感覚で意外と打てるものです。

 わたしの場合で言うと、腕を9時の高さまで上げて、3時までの振り幅が30ヤードです。これを自分の基準にして、40ヤードはそれより振り幅を少し大きく、50ヤードはそれよりもう少し大きくしていく。これで距離の打ち分けはだいたいできます。

 腕の高さが同じなのに、飛ぶ距離が毎回違う人がいます。そんな症状に悩んでいる人は、まず距離の打ち分けの前に、力感を整えましょう。いつも同じ力感で振ることができないと、距離の打ち分けは当然、できません。

 腕ではなく、体の回転で振ることが力感を整えるポイントです。腕で振っているうちは、強さが毎回変わって、同じ高さから振っても、距離が違ってきてしまいます。

 力感を整えること、振り幅を体で覚えること。この2つを頭にたたき込んで、練習をしてみてください。

◆今週の宿題

決めた距離を打つ

 宿題は「決めた距離を打ってみる」。練習場で自分の打ちたい距離を打ってみる。振り幅と力感を常に一定に保ちながら、決めた距離にキャリーで落とす。やってみると、なかなか難しい。練習場はもっとも打ちやすいライで打てる場所。ここでできなければ、平たんなところのないコースではまったく打てないと心得たほうがいいですよ。

◆モー娘。生田が 宿題やってみました

最新機械で計測もアレレ?

写真

 「モーニング娘。’14」の生田衣梨奈が挑戦しました。今回の撮影は、東京都内にあるアディダス・テーラーメードさんの室内練習場を借りました。何と、ここには最新鋭のシミュレーションゴルフが置いてあるんです。ほぼ正確にどれだけの距離が飛んだのか、方向も含めてわかります。つまり、今週の宿題にぴったりなんです。まず30ヤードに挑戦したんですけど、全部ショートしてしまいました。おかしいな。40ヤードにします。この距離なら、58度のウエッジでほぼフルスイングができます。あれ、でも、なかなか距離がそろわない。悔しい。とりあえず40ヤードの習得に的を絞って、しばらくがんばってみます。この機械、なかなかいいです。

全部ショートしちゃったよ〜 by青山

写真

 青山 生田さんといっしょに編集の青山も距離の打ち分けに挑戦してみました。クラブは生田さんと同じ58度のウエッジ。そして結果も生田さんと同じでした。全部、ショートしてしまいました。30ヤードの距離をキャリーで打つって、結構、振り幅大きくしないと届かないんですね。

スイング緩み原因

 内藤 「ショートをしてしまうのは、スイングが緩んでいる証拠です。インパクトで緩むから、左手首が甲側に折れてしまうのです。そうなると、ロフト角以上にクラブが寝て、ショートをしてしまいます。アプローチの基本に戻って、体の回転でスイングをしてください」

 ▼内藤雄士(ないとう・ゆうじ) 1969(昭和44年)9月18日生まれの44歳。東京都出身。日大ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学。最新のゴルフ理論を学ぶ。1988年からツアープロコーチとしての活動を開始。2001年にはマスターズ、全米オープン、全米プロの米ツアーのメジャー大会をツアープロコーチとして経験。丸山茂樹の米ツアー参戦に同行し、3勝をサポート。海外のツアーにも精通している。現在は平塚哲二、矢野東、伊藤誠道らツアープロのコーチを務める。その一方で、東京都杉並区でラーニングゴルフクラブ(LGC)を設立し、ゴルファーの育成にも取り組んでいる。

 ▼生田衣梨奈(いくた・えりな) 1997(平成9年)7月7日生まれの17歳。福岡県出身。趣味のゴルフは小3から始める。ドライバーの飛距離は230ヤードを誇る。得意なクラブは7番アイアン。

 <教えてください> ゴルフに関して、あなたが取り組んでいる練習方法などを教えてください。日々の練習、ラウンド前の練習、会社や自宅でできるちょっとした工夫など、何でも結構です。150文字程度にまとめ、ファクス(052・231・0628)か電子メール(spo-golf@chunichi.co.jp)で送ってください。採用された方にはゴルフボールをプレゼントします。

 取材協力 ハイランドセンター 東京都杉並区高井戸東3−11−7 (電)03・3334・7111 レッスンなども随時受付中

 (毎週木曜日の紙面に掲載)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ