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【内藤雄士の「必ず上達する、これが最新スイング」】

右膝を左膝にゆっくり送る 失敗しないコツしっかり学んでください!!

2014年9月18日 紙面から

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 先週に続いて、アプローチでのダウンスイングについてレッスンします。インパクトをアドレスの再現にするためには、ダウンスイングでしなければいけないことと、してはいけないことがあります。ポイントは下半身、特に膝です。

ミスがミス呼ぶ

 アプローチは、インパクトまではアドレスの再現です。そのために、トップからダウンスイングで意識することがあるとすれば、右膝を左膝に寄せていく動きです。

 アプローチでは、ボールの上をたたくトップというミスも、手前をたたいてダフるというミスも許されません。この両方のミスの原因の1つが、ダウンスイングで右膝を出してしまうことにあります。これは厳禁です。下半身、特に右膝を前に出したら、右肩は当然、下がります。結果、手前をたたいてダフります。もう1つ。右膝が前に出て、それにつられて右肩が下がります。ここまではいっしょ。さらにこのままでは明らかにダフると思うと、体が勝手に反応して、ボールとの距離を修正しようとします。こうなると上半身を起こすしかありません。こうなると、トップもダフりも両方出るようになります。

(左)アプローチでよくある悪い例。ダウンで膝が出てしまうスイング(右)このスイングでは、ダフりもトップも出る

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 上半身が先に動くパターンもあります。緊張から力み、上半身が伸び上がってしまう。それでもインパクトで、とにかくボールを当てなければいけないので、今度は右膝を前に出して、ボールとの距離を無理やり合わせてしまうパターンです。これもトップもダフりも両方出ます。

内転筋に緊張感

 アプローチでのトップやダフりの経験、みなさんもあると思います。これを防ぐコツの1つが右膝の送りなのです。ダウンスイングで、右膝を左膝に送る意識を持つことで、両脚の内側にいい意味での緊張感が生まれます。この緊張感が、結果的に右膝を前に出したりする動きを防いでくれます。脚が余分な動きをしないということは、下半身を静かに動かすことにもつながります。ダウンスイングから、右膝をゆっくり左膝に寄せていく意識を持つ。これができれば、それに合わせるように、腕も勝手にアドレスの位置に戻ってくれます。これがインパクトでのアドレスの再現です。ぜひ、試してみてください。

◆今週の宿題

上半身を安定させ何度も練習

 ダウンスイングで右膝を左膝に寄せて振ってみる。寄せる動きにつられて、腕は勝手にアドレスの位置までオートマチックに降りてくる。これを繰り返し練習して、身に付ける。

<1>アプローチのインパクトはこのアドレスに戻す<2>トップまで膝は不動<3>ダウンで右膝を送っていく<4>インパクトからは体の回転<5>腕は終始脱力<6>フィニッシュでボールの打ち出し方向まで回転

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◆宿題やってみました

アレレ??テークバック時に右足荷重に??

 ゴルフ歴30年、スコアはその約3倍! 中日スポーツの編集委員をしている高野です。アプローチはザックリやトップに悩み続けました。特にザックリはボールが数10センチしか飛ばずショックは大きいです。そこで練習場ではアドレスからフォロースルーまで、重心は左足に乗せてのスイングを心がけてきました。

<1>個性的な高野編集委員のアプローチのアドレス。ふだんは左のつま先だけをもっと開いて打っているという<2>そこからきれいにボールを打つ。でもやっぱりよく見ると、右膝は少し前に出ている

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 今回の宿題である右膝の動きを意識することはなかったので、やってみるとテークバック時に右足荷重になったりなかなか難しいです。アプローチに限らずボールを打つと行方が気になり、スイング作りに集中できません。ボールを置かずに素振りを繰り返したあと、練習場の支配人さんにチェックしてもらい、やっと合格点をいただきました。右膝の寄せがスムーズにできたときは、フォロースルーの姿勢も安定したように思います。

 えらそうに書きましたが、100たたきも珍しくない腕前です。ザックリは減ったものの、打ち上げや池越えではトップを打ちやしないかという恐怖心を克服できずにいます。

体重移動しちゃダメですよ

 内藤「高野さん、まずアプローチの基本は体重移動をしないことです。ダウンスイングで右膝を送ることと、テークバックで右足体重になってしまうことは、直接関係はありません。アドレスでつくった左足体重の構えを意識しながら、ダウンスイングで右膝を左膝に送っていくイメージをもって振ってみてください」

 ▼内藤雄士(ないとう・ゆうじ) 1969(昭和44)年9月18日生まれの45歳。東京都出身。日大ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学。最新のゴルフ理論を学ぶ。1998年からツアープロコーチとしての活動を開始。2001年にはマスターズ、全米オープン、全米プロの米ツアーのメジャー大会をツアープロコーチとして経験。丸山茂樹の米ツアー参戦に同行し、3勝をサポート。契約プロゴルファーの多数のツアー優勝を支えた。海外のツアーにも精通している。その一方で、東京都杉並区でラーニングゴルフクラブ(LGC)を設立し、ゴルファーの育成にも取り組んでいる。

<ご意見募集> ゴルフに関して、あなたが取り組んでいる練習方法などを教えてください。日々の練習、ラウンド前の練習、会社や自宅でできるちょっとした工夫など、何でも結構です。150文字程度にまとめ、ファクス(052・231・0628)か電子メール(spo-golf@chunichi.co.jp)で送ってください。採用された方にはゴルフボールをプレゼントします。

 取材協力 ハイランドセンター 東京都杉並区高井戸東3−11−7 (電)03・3334・7111 レッスンなども随時受付中 

(毎週木曜日の紙面に掲載。紙面では他に「お手軽エクササイズ」も掲載しています。)

 

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