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【内藤雄士の「必ず上達する、これが最新スイング」】

ウッドの特徴 よく知ろう しっかりテークバックできてますか

2014年8月21日 紙面から

アイアンに比べると…(1)シャフトが長い(2)だからダフリなど不安になる(3)力みや姿勢が崩れてしまう

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 4月から5カ月かけてワンプレーンで振るスイングをレッスンしてきました。今週と来週はワンプレーンスイングでのワンポイントレッスンです。今週は読者のみなさんからリクエストが多かったウッドについてのワンポイントレッスンです。

腕をリラックス

 最初にわたしが言いたいのは、スイングは基本的にどんなクラブを持っても同じということです。ドライバーからウエッジまで、シャフトの長さや重さが異なるだけで、ワンプレーンで振るという基本的な考え方は、すべて同じです。ですから、4月からのレッスンをスクラップしてらっしゃる方は、それをおさらいして、宿題をもう一度、やり直してください。スイングが驚くほど美しくなるはずですから。

 それを踏まえた上で、ウッドに関するワンポイントレッスンをしましょう。

(左)右肩が落ちてしゃくるような振り方では逆にボールは上がらないし、ダフる(右)右肩が出てしまっているスイング

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 ウッドやユーティリティークラブと言われるものは、まずシャフトがアイアンに比べて長いのが特徴です。その分、スイングは横振りになります。つまり、横振りにしてもちゃんとボールが上がる設計になっています。だから本来、このクラブは、振りやすいはずなんです。にもかかわらず、みなさん、すごく無理してボールを上げようとしてしまっています。これが、このクラブを難しくしているのだと思います。

 無理に上げようとすると、しゃくるように右肩が下がったスイングになったり、あるいはクラブヘッドを必要以上に強くボールに当てようとして上体が突っ込んでしまうミスが出やすいのです。シャフトが長いということは、当然アイアンに比べても、テークバックでなかなかヘッドが上がってこないのです。ダフるんじゃないかとか不安になってしまったり、腕でクラブを持ち上げてしまうことにつながります。

 まず、我慢して腕をリラックスさせてしっかりとテークバックすることが、ウッドのスイングのポイントです。

◆今週の宿題

ウッドの長さを体で覚えるハーフスイング

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 しっかりとテークバックをする習慣をつけるために、ハーフスイングを繰り返してください。レッスンのコーナーでも書いたのですが、腕の力を抜いてください。その上で、腰から腰までのスイングでボールを打ってください。ヘッドがアイアンに比べて、なかなか上がってこないことに慣れることです。これで自信がついたら少しずつ振り幅を大きくしていきます。まずは腰から腰のスイングを繰り返して、このクラブに慣れることです。

◆宿題やってみました

今までは腕だけでクラブ持ち上げてた

腰の位置で止めるって意外に難しい…

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 モーニング娘。’14の生田衣梨奈です。今週の宿題、今までのドリルの中で一番難しかった。腰の高さでクラブを止めることができないんです。腰だと思ったら、もう腕が立ってスリークオーターの位置にクラブがあるんです。きっと原因は、腕だけでアドレスの位置からクラブを上げていることだと思います。

 手首の角度をキープして、肘もあまり曲げないままテークバックをしてやっと、腰の高さでクラブを止めることができました。肘をテークバックからいきなり曲げてクラブを上げる動き(専門用語でアーリーコックと言うんですね)をするゴルファーは、わたしも含めて、筋力のない女子にすごく多いと思います。それを我慢してテークバックする練習をしてみます。

 内藤「たぶん生田さんは男性に比べて力がない分、この宿題は苦手なんでしょうね。男性も含めて、アマチュアゴルファーは、ハーフスイングを腕の力に頼って打つ傾向があります。男性はそれでも力があるから何とか打てますが、女性はそういうわけにはいきません。だからこそ、ハーフスイングも、腕ではなく体の回転で打ってください。そのためには腕の力を抜いてください。力を込めるのではなく、リラックスさせて振ってみてください。力を入れればいれるほど、力んでダウンスイングで上体が起き上がって、トップします。男性の方もいっしょです。腕ではなく、体の回転を意識してください」

 取材協力 ハイランドセンター 東京都杉並区高井戸東3−11−7 (電)03・3334・7111 レッスンなども随時受付中

 ▼内藤雄士(ないとう・ゆうじ) 1969(昭和44)年9月18日生まれの44歳。東京都出身。日大ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学。最新のゴルフ理論を学ぶ。1998年からツアープロコーチとしての活動を開始。2001年にはマスターズ、全米オープン、全米プロの米ツアーのメジャー大会をツアープロコーチとして経験。丸山茂樹の米ツアー参戦に同行し、3勝をサポート。契約プロゴルファーの多数のツアー優勝を支えた。海外のツアーにも精通している。その一方で、東京都杉並区でラーニングゴルフクラブ(LGC)を設立し、ゴルファーの育成にも取り組んでいる。

 ▼生田衣梨奈(いくた・えりな) 1997(平成9)年7月7日生まれの17歳。福岡県出身。モーニング娘。’14のメンバー。趣味のゴルフは小3から始める。ドライバーの飛距離は230ヤードを誇る。得意なクラブは7番アイアン。

 内藤コーチのゴルフレッスンの感想を募集しています。採用された方には、ゴルフボール3個をプレゼントします。ファクス(052・231・0628)か電子メール(spo-golf@chunichi.co.jp)で送ってください。

(毎週木曜日の紙面に掲載。紙面では他に「お手軽エクササイズ」も掲載しています。)

 

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