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【内藤雄士の「必ず上達する、これが最新スイング」】

トップまで蓄積した力 一気に解放 飛ばしたいなら腰を回しきる

2014年8月14日 紙面から

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 今週のレッスンはいよいよフィニッシュです。フィニッシュ時のコツは左足外側に体重を乗せることです。そのためには、正しい動きでフットワークが使えなければなりません。これが飛距離を生むことにつながります。

左脚は母指球のラインを意識

(左)クラブのラインが体の左外側。ここに体重を乗せる(中)多少、胸が反って逆Cの字になるのは許容範囲(右)このフィニッシュは左足かかとから頭の先までほぼ一直線 【悪い例】(左)体重移動ができないとこんなぎこちない体勢に(右)右脚に体重が残ってしまっているゴルファーはこんなフィニッシュになる

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 ドライバーで飛距離を出すためには下半身の使い方がコツになります。いわゆるフットワークです。プロは、目いっぱいフットワークを使って飛ばします。アマチュアゴルファーも、飛距離を出すため、積極的に下半身を使いましょう。

 先週にレッスンしましたが、右脚は母指球、では左脚はどこを意識すればいいのでしょうか。答えは母指球のラインです。イラストのように、左脚は母指球ではなく母指球のラインでいいんです。ここをしっかり踏みながら、フィニッシュで体を回しきったら、体の左外側に体重が乗っていきます。

 フィニッシュでは、もうこれ以上回らないというところまで体を回しきってください。トップまでに蓄積したパワーを、体を回しきることによって、解放しきってやるイメージです。これがアマチュアゴルファーはほとんどができていません。インパクトで腰が回らなくて止まってしまうから、腕の力に頼らざるを得ないスイングになってしまうのです。これが手打ちスイングの正体です。腕を振るのではなく、腰を回しきる。体はベルトのバックルがターゲット方向を向き、右腰も、右肩も左脚に乗るまで、体を回しきってやります。

体重を右脚に残さない

 フィニッシュでは、かたちよりも、この体を回しきることが大切です。かたちは柔軟性や筋力などが人それぞれで異なるために、これが正しいフィニッシュというものはありません。ただ、左脚の内側に体重が残ってしまうとフィニッシュで体のラインが一直線になりませんし、体重が右脚に残ったままではフィニッシュが取れなくなります。左の股関節に右腰がちゃんと乗るまで回すことが大切です。

◆今週の宿題

強制的に腰回転 クラブ押してグィ!!

(左)クラブを横にして腰にあてがう(中)右手でクラブを押して強制的に体を回してやる(右)ここまで体を思い切って回してやる。想像以上にきつい

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 腰骨にクラブを地面と平行にして、横にあてがいます。その状態でアドレスする。そしてインパクトで右腰を右手で押します。強制的に押すことで、体の回転を体感することができます。こんなに回っていいんだということが実感できると思います。自分で回ろうとすると、最初は動きがバラバラになるから、強制的に押して回転を実感するのがいいと思います。やってみてください。

◆宿題やってみました

「やってみたらすごく新鮮」

えぇ!!今までこんなに回転不足だったのかぁ…

ここまで回すのは正直、しんどいです

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 このゴルフレッスンの編集を担当している青山が、宿題に挑戦しました。フィニッシュで体の左側に体重が乗るように意識して回したのですが、これ、相当に回さないと、体重が左側に乗りません。うんと回すことがコツですね。

 もちろん、普段のスイングではここまで体を回せないので、「へー、プロはここまで体を回転させるんだ」と新鮮な気持ちになりました。

 内藤コーチからは、右の母指球でしっかり地面を踏み付けたら、軸はぶれないと聞いたのですが、理屈ではわかっても、体がついていきません。やっぱりおっかなびっくりになってしまいます。まずは体を回すことに慣れるため、このドリルをちゃんと続けるようにします。

慣れることが大事

 内藤「そうです。腰を回すことに、まずは慣れることです。多くのアマチュアゴルファーは、スイング中に腰を回すことができません。プロゴルファーのスイングの分解写真を見てください。インパクト時には、すでにベルトのバックルが打ち出し方向に向いているほど、腰を回しています。腰はそれほど回転させなければならないのです。なかなか難しい技術なのですが、自分のものにできたら、これまでと比較にならないほどの飛距離が出るようになります。まずは腰を回すトレーニングをしてください」

 ▼内藤雄士(ないとう・ゆうじ) 1969(昭和44)年9月18日生まれの44歳。東京都出身。日大ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学。最新のゴルフ理論を学ぶ。1998年からツアープロコーチとしての活動を開始。2001年にはマスターズ、全米オープン、全米プロの米ツアーのメジャー大会をツアープロコーチとして経験。丸山茂樹の米ツアー参戦に同行し、3勝をサポート。契約プロゴルファーの多数のツアー優勝を支えた。海外のツアーにも精通している。その一方で、東京都杉並区でラーニングゴルフクラブ(LGC)を設立し、ゴルファーの育成にも取り組んでいる。

 内藤コーチのゴルフレッスンの感想を募集しています。採用された方には、ゴルフボール3個をプレゼントします。ファクス(052・231・0628)か電子メール(spo-golf@chunichi.co.jp)で送ってください。

 取材協力 ハイランドセンター 東京都杉並区高井戸東3−11−7 (電)03・3334・7111 レッスンなども随時受付中

 取材協力 リンクスこうのす 名古屋市天白区鴻の巣1−405 (電)052(801)5700

 (毎週木曜日の紙面に掲載)

 

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