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【内藤雄士の「必ず上達する、これが最新スイング」】

インパクト時に“母指球中心”右脚回す

2014年8月7日 紙面から

(1)トップからの右膝の動きに注目(2)右脚の内転筋を伸ばしながら左膝を曲げていく(3)右膝はまだ正面を向いている(4)インパクトから右膝と右ももがターゲット方向を向き始める(5)右膝と右ももがターゲット方向に向いても、このように右脚の母指球はまだ地面についたままで体重をかけて回転する

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 今週はインパクト時の下半身の動きについてレッスンします。みなさんも上級者からスイングは右脚の蹴りが大切なんてこと、聞いた経験ありませんか? この右脚の蹴りについても説明しますよ。

強く地面を踏みつける

 アドレスからインパクトまで、右膝は基本的にあまり動かさず、最後にターゲット方向に向かっていくのが、正しい動きです。インパクトからは、膝とももがターゲット方向に回転していくのですが、これも積極的に回転させていくというよりは、下半身リードの結果、動いていくという感じです。

 下半身リードで最も大切になるのが、右脚の母指球です。母指球でより強く地面を踏みつけていきながらターゲット方向に回転させる。これがいわゆる「右脚の蹴り」とプロゴルファーが使っている言葉の意味です。

母指球から力を伝える

 「右脚の蹴りってよく聞くけど、何それ」って読者のみなさん、思ったことありませんか? わたしはありました。だってスイング中に、キックをするような動きなんてあり得ませんよね。正確には蹴るのではなく、右脚、特に母指球で地面を強く踏んでいく動きです。これがいわゆる「蹴り」の正体です。

 インパクトまで右脚の内転筋をぐっと伸ばしていきます。その分、右脚の内側に体重がかかっていきます。体重がかかってきたら、今度はそれをターゲット方向に回していきます。インパクトから、意識は母指球に持っていったほうがいいでしょう。そうすると自然に右膝とももはターゲット方向に向きます。

 だから母指球はほぼ最後まで地面から離れません。離れるのは最後の最後、フィニッシュの時だけです。ここを中心に回転していくのですから、ここが離れたら、内転筋に蓄積されたパワーがボールに伝わりません。

手本はアン・ソンジュ

 ベタ足で最後まで回転する韓国のアン・ソンジュさんのフォームが、アマチュアゴルファーが目指すべき理想です。ただあそこまで柔軟性がないので、もっと早く足の裏が離れてしまうのですが、できる限り我慢して振っていきましょう。

 柔軟性に加えてプロゴルファーは内転筋が柔らかく、ふくらはぎが発達している体型が多いですよね。女子ゴルファーでも、みんなすごいふくらはぎをしています。だからそれほど体格がよくなくても飛ばすことができます。飛ばしのコツは内転筋の柔らかさと、右脚の蹴りです。ダウンスイングでは内転筋を伸ばしながら左膝を曲げ、インパクトからは右脚の母指球で地面を踏みつけるように、右膝とももを回していく。この正しい動きができる適正なスピードで振ってください。

(左)右脚親指の上にクラブを乗せれば、母指球を意識できる(中)慣れないうちは動きの確認だけでもいい(右)ここまで動かさなかったら、合格だ

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◆今週の宿題

クラブを乗せて振る

母指球意識できるように…

 今週の宿題は、右足の親指の上にクラブを乗せて振るです。このクラブが動かないようにスイングすることが大切です。そもそも母指球を意識して振ったことのない人は「どうやって振ったらいいの」となりますよね。だから、このドリルで母指球を意識するスイングを身に付けてください。母指球は最後まで地面についていなければなりません。地面を母指球で踏みつけるイメージを持ってスイングです。

◆宿題やってみました

やった〜!!念願のドローボール打てて飛距離も伸びた!!

正しい動き大切

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 モーニング娘。’14の生田衣梨奈です。今週の宿題をやってみました。このドリル、すごく効果ありますね。びっくりです。最初は右脚に置かれたクラブの重みが気になって、全然ボールに当たらなかったんだけど、すぐにちゃんと当たるようになりました。慣れると、脚を動かしていた時より、いいボールが打てるようになりました。

 なんとドローボールで、すごく飛距離が出るようになったんです。脚に力が入らなくて、スイングの最中、下半身が動くのが悩みだったけど、このドリルではちゃんと動かすことなく打てました。ありがとうございました、内藤コーチ。

 内藤「よかったですね。生田さんにはぴったりのドリルだったんですね。下半身リードの正しい動きをこれで身につけて、スイングを上達させましょう。ゴルフがもっと楽しくなります」 

 取材協力 ハイランドセンター 東京都杉並区高井戸東3−11−7 (電)03・3334・7111 レッスンなども随時受付中

 ▼内藤雄士(ないとう・ゆうじ) 1969(昭和44)年9月18日生まれの44歳。東京都出身。日大ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学。最新のゴルフ理論を学ぶ。1998年からツアープロコーチとしての活動を開始。2001年にはマスターズ、全米オープン、全米プロの米ツアーのメジャー大会をツアープロコーチとして経験。丸山茂樹の米ツアー参戦に同行し、3勝をサポート。契約プロゴルファーの多数のツアー優勝を支えた。海外のツアーにも精通している。その一方で、東京都杉並区でラーニングゴルフクラブ(LGC)を設立し、ゴルファーの育成にも取り組んでいる。

 ▼生田衣梨奈(いくた・えりな) 1997(平成9)年7月7日生まれの17歳。福岡県出身。モーニング娘。’14のメンバー。趣味のゴルフは小3から始める。ドライバーの飛距離は230ヤードを誇る。得意なクラブは7番アイアン。

 内藤コーチのゴルフレッスンの感想を募集しています。採用された方には、ゴルフボール3個をプレゼントします。ファクス(052・231・0628)か電子メール(spo-golf@chunichi.co.jp)で送ってください。

 (毎週木曜日の紙面に掲載。紙面では他に「お手軽エクササイズ」も掲載しています。)

 

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