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【内藤雄士の「必ず上達する、これが最新スイング」】

しっかり伸ばそう!! ダウンスイングも内転筋

2014年7月31日 紙面から

(1)わかりやすく短くクラブを持ちます(2)クラブをインサイドから振り下ろすためには右脚の内転筋を伸ばす(3)まだ伸ばす(4)インパクトからの動きは右脚の母指球で地面を押す(5)ここまで我慢する(6)ここで初めてかかとを上げてフィニッシュ

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 ダウンスイングについてレッスンします。テークバックまでの下半身で大切なのは、右脚の内転筋がポイントだと言いました。実はダウンスイングも同じなんです。この動きを身に付ければ、これまでにない力強いスイングを手に入れられます。

<悪い例>ダウンスイングで右膝が前に出てしまうと、蓄積したパワーが抜けてしまいます

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ためた力をうまく使う

 いよいよ今週はダウンスイングです。テークバックからトップにかけてパワーを右股関節にうまく貯蓄しました。そのパワーを一気にインパクトで解放してやるのです。テークバックのところでもレッスンしたのですが、ここでもポイントは右脚の内転筋です。

 ほとんどのアマチュアゴルファーはこのダウンスイングで、せっかくためたパワーを効率よく使えず、抜けてしまいます。いきなり回転運動に入ろうとして、右の膝が前に出てしまいます。スイングは回転運動なのですが、ダウンスイングに関しては体重移動をしなければならないため、きっかけは右脚内転筋を使った直線運動に近い動きになります。

 右膝を前に出したスイングはスピンアウトスイングといって、クラブヘッドがアウトサイドから入ってくる動きです。右の股関節にたまったパワーがほとんどそこで抜けてしまいます。そうではなく正しいインパクトにするには、右脚の内転筋を伸ばします。

最後までかかとつける

 伸ばしたままダウンスイングに入るのです。これでたまったパワーをインパクトですべて解放することができます。アマチュアゴルファーは普段から内転筋を鍛えるということをしないから、硬くなって、右膝もいっしょに前に出てしまって、内転筋を伸ばすという動きができません。それに対し、プロゴルファーは内転筋を鍛えます。

 ダウンで力強いスイングができるかどうかは、右脚の内転筋がダウンで伸ばせるかどうかです。トップで右股関節に体重を乗せる。そのまま内転筋を伸ばしてダウンに入ります。インパクト前で初めて腰を切るのです。それでもまた、右脚は母指球が地面をつけたままを保ちます。できたらフォローまで右脚の母指球は、地面につけたまま保ちたいですね。フィニッシュで初めてかかとを上げて、収めていく。これがダウンスイングの基本的な動きです。内転筋を柔らかくしておけば飛距離はもっと出ますよ。

(左)内転筋を鍛えます。この体勢からぐっと伸ばしていきます (右)ここまで伸びるようにがんばってください

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◆今週の宿題

飛距離アップへ鍛えよう

 内転筋のストレッチをします。まず右脚を伸ばしたまま左膝を曲げていく。ここで大切なのは、限界の少し手前で止めることです。痛いと感じたら、けがをしてしまいますから。次は逆です。左脚内転筋を伸ばして右膝を曲げていきます。これを何度も繰り返します。内転筋は飛距離の源。柔らかくして飛距離を伸ばしましょう。

◆宿題やってみました

あれ!?グラビアポーズになっちゃった

さすがアイドル。なんだか写真集で見るようなポーズに

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 モーニング娘。’14の生田衣梨奈です。なんかこのポーズ、グラビアみたいで照れます。内転筋を伸ばすストレッチは全然平気なんだけど、このストレッチの動きとスイングがまったく結びつきません。普段は脚に全然、力が入らなくて、上体だけで打ってしまっているので、脚に力を入れるということができないんです。わたしリハーサルの合間とか、時間があるときは、ブリッジとか、逆立ちとかやって鍛えてるんですけど、今度からこの内転筋を伸ばすストレッチも試してみようかな。この動きでスイングできればもっと飛ぶんですよね。飛ばしは大切。もっと、えり、もっと飛ばしたいんです。

生田さん 前傾しちゃダメ

 内藤「最初にアドバイスしておきます。生田さん、このストレッチはグラビアみたいなポーズになってはいけません。これはストレッチだから、上半身の前傾は必要ないのです。むしろ内転筋をちゃんと伸ばすには地面と垂直に立つようにしてくださいね。その上で両膝を交互に曲げて、反対の脚の内転筋を伸ばしてください。そしてこのストレッチは、生田さんのような若い女性より、普段あまり運動をしていない男性にやってほしいのです。内転筋を使わないで放っておくと、いかに固まってしまうのかがわかります。このストレッチはどこでもやれます。内転筋を柔らかくするだけで、スイングにすごくいい影響が出ます。飛距離も確実にアップします。ぜひ、試してください」

 取材協力 ハイランドセンター 東京都杉並区高井戸東3−11−7 (電)03・3334・7111 レッスンなども随時受付中

 ▼内藤雄士(ないとう・ゆうじ) 1969(昭和44年)9月18日生まれの44歳。東京都出身。日大ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学。最新のゴルフ理論を学ぶ。1988年からツアープロコーチとしての活動を開始。2001年にはマスターズ、全米オープン、全米プロの米ツアーのメジャー大会をツアープロコーチとして経験。丸山茂樹の米ツアー参戦に同行し、3勝をサポート。海外のツアーにも精通している。現在は平塚哲二、矢野東、伊藤誠道らツアープロのコーチを務める。その一方で、東京都杉並区でラーニングゴルフクラブ(LGC)を設立し、ゴルファーの育成にも取り組んでいる。

 ▼生田衣梨奈(いくた・えりな) 1997(平成9年)7月7日生まれの17歳。福岡県出身。趣味のゴルフは小3から始める。ドライバーの飛距離は230ヤードを誇る。得意なクラブは7番アイアン。

 内藤コーチのゴルフレッスンの感想を募集しています。採用された方には、ゴルフボール3個をプレゼントします。ファクス(052・231・0628)か電子メール(spo-golf@chunichi.co.jp)で送ってください。

 (毎週木曜日の紙面に掲載)

 

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