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【内藤雄士の「必ず上達する、これが最新スイング」】

前傾維持して肩を90度回す ドライバー編(2)

2014年4月10日 紙面から

(左)前傾を保ってインパクト(右)フィニッシュで肩を入れ替える

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 先週から始まったドライバーレッスンの2週目。今週はショルダープレーンを身に付けるです。首の付け根がスイングの軸。それと連動しながら動くのが肩です。その動きで描かれる弧がショルダープレーンです。

首の付け根を意識

 スイングをしている間、意識は常に首の付け根にある軸に向けてください。ここを動かないように、回転すればきれいに肩が回ります。これが正しいショルダープレーンです。多くのアマチュアゴルファーは、このテークバックで、体が伸び上がったり、腕が必要以上に上がったりしてスイングプレーンを崩してしまいます。

 まず股関節からしっかりと曲げて前傾します。この前傾を維持しながら、軸をその場で回すことを意識して、肩を90度回してトップ。切り返して肩を90度回してインパクト。さらに90度回してフィニッシュ。この左肩と右肩の入れ替えがショルダープレーンです。

(1)体が右にスエーしてしまっている(2)前傾が崩れて体が伸びてしまっている

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 ここで余分な動きが出てしまうゴルファーが非常に多いです。腕だけでクラブを上げようとすると、必要以上にアップライトにクラブは上がっていきます。それで肩の動きが制約されて、90度回らなくなります。無理して回すから体も伸び上がってしまいます。逆に肩を入れることばかりを意識すると、クラブをフラットに引きすぎで、腰が落ちて体がスエーします。

 最初は動きの確認だけで構いません。肩をスムーズにしっかり回すことだけに集中する。腕もクラブも忘れて肩を回す。90度回したら、前傾を保ちながら、インパクトして、フィニッシュまでしっかり回す。軸は前後左右に動かない。肩がその軸回転に対して平行に回っている。これが基本です。このプレーンがきれいに回れば体全体の回転もスムーズにできます。回転がスムーズになれば、スピードも上がります。

飛距離向上へ近道

 ドライバーの飛距離を伸ばす大きな要素の一つに回転があります。回転が速くなればなるほど飛距離は伸びます。力ずくで回転を速くするのではなく、軸を動かさず、スムーズに回った結果、速くなっているというのがスイングの理想です。そして軸がぶれずにその場で回転すれば、ミート率はそれだけ上がります。ワンプレーンスイングを習得すれば、ミート率が上がり、かつ飛距離も伸びていきます。肩を正確に回すことは、そのための第一歩です。

クラブを胸に鏡の前で練習

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◆今週の宿題

 ドライバーを胸の前で持ってください。両手で軽く持って、アドレスと同じように前傾。首の付けの軸を意識しながら、テークバックの動き。トップの位置まで上体を90度ひねったら、今度は切り返し、インパクト、フィニッシュ。

 この時、軸を動かさないように意識すること。体に力を入れないで動かすことが大切。

 これが最初の宿題。次の宿題はクラブを背中に持っていってください。肩甲骨との間にすきまが空くように持ってください。これも同じ。前傾してアドレスを取ったら、そのままテークバックして、トップの位置まで上体を90度ひねる。切り返して、アドレスの位置まで上体を戻す。そのままフォロースルーを取りながら、フィニッシュまで上体をひねる。これを何度も繰り返してください。この時も首の付け根の軸は絶対に動かさないこと。上下にも左右にも、動かさない意識で肩を回してください。

 この動きがスムーズにできるようになるまで、繰り返し練習してください。この動きができるようになるだけで、スイングの動きは相当に変わります。ぜひ、毎日の練習に取り入れてください。

モー娘。2014 生田が挑戦!!

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◆宿題やってみました

 「モーニング娘。2014」の生田衣梨奈(いくた・えりな)と申します。これから1年間、女性読者の代表としてレッスンに参加させていただくことになりました。

 ゴルフがとにかく大好きです。小学校3年生の時、お父さんに練習場に連れていかれて以来、はまりました。ゴルフは練習したことがそのまま出るから、自分の成長過程を確認できます。目標を設定し、それに向かって努力を積み上げていくところが、わたしの性格に合っているのかなって思っています。1年間、内藤コーチの宿題をクリアできたら、どれだけ上達するのか、今から楽しみです。

 今週はショルダープレーンの宿題をやりました。器械体操をやっていたので、実は運動神経には自信があります。だからこの宿題も、割と簡単にクリアできました。ただ、わたしのスイングはほとんど前傾がなくて、宿題の前傾を維持しながらのテークバックからフィニッシュという動きが、全然スイングに結び付きません。だから前傾を意識し過ぎると、スイングが窮屈に感じます。ただ、前傾が維持できた時のボールがすごくいいんです。ふだんはこすったようなスライス球しか出ないわたしが、このドリルをやると、あこがれのドロー系のボールになります。これが持ち球にできたら、もう最高! 内藤コーチ、ありがとうございました。

 ▼生田衣梨奈(いくた・えりな) 1997(平成9年)7月7日生まれの16歳。福岡県出身。モーニング娘。2014のメンバー。趣味のゴルフは小3から始める。ドライバーの飛距離は230ヤードを誇る。得意なクラブは7番アイアン。

前傾できないと力ないボールに

 内藤コーチ「器械体操をやっていたのなら、身体の柔軟性もあり、体幹も強いのでしょうね。前傾の維持はすごく大切です。これからも前傾を維持したスイングを続けてください。前傾が維持できないと、手元が浮いてこすったような力のないボールになります。ちゃんと前傾が維持できれば、今回のように強いドロー系のボールが打てますよ」 

 ▼内藤雄士(ないとう・ゆうじ) 1969(昭和44)年9月18日生まれの44歳。東京都出身。日大ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学。最新のゴルフ理論を学ぶ。1988年からツアープロコーチとしての活動を開始。2001年にはマスターズ、全米オープン、全米プロの米ツアーのメジャー大会をツアープロコーチとして経験。丸山茂樹の米ツアー参戦に同行し、3勝をサポート。契約プロゴルファーの多数のツアー優勝を支えた。海外のツアーにも精通している。その一方で、東京都杉並区でラーニングゴルフクラブ(LGC)を設立し、ゴルファーの育成にも取り組んでいる。

 内藤コーチのゴルフレッスンの感想を募集しています。採用された方には、ゴルフボール3個をプレゼントします。ファクス(052・231・0628)か電子メール(spo-golf@chunichi.co.jp)で送ってください。

取材協力 ハイランドセンター 東京都杉並区高井戸東3−11−7 (電)03(3334)7111 レッスンなども随時受付中

(毎週木曜日の紙面に掲載)

 

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