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【内藤雄士の「必ず上達する、これが最新スイング」】

軸は首の付け根!ズレちゃダメ ドライバー編

2014年4月3日 紙面から

首の付け根がスイング軸。ここを前後、左右、上下に動かさず回転させる

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 あいさつは、「はじめまして」でいいでしょうか。ツアープロコーチの内藤雄士です。これから1年間、あなたのゴルフ力向上を目指してレッスンします。ゴルフは楽しい生涯スポーツです。どんな年齢でもやれるし、上達もします。そのためにはまず練習です。練習をしないで上達はあり得ません。今のクラブの性能を生かした正しい練習方法を1年間かけて教えます。しっかり練習をして、楽しいラウンドをしましょう。まずはゴルフマネジメントの前提と言ってもいいでしょう、ドライバーからじっくりレッスンしていきます。

 なぜ、ドライバーからレッスンを始めるのかを先に書きましょう。それだけドライバーがアマチュアゴルファーの方にとって大切だからです。ドライバーでボールを第2打が打てるところに打つことは、ゴルフをする上での前提条件になると言ってもいいかもしれません。プロはドライバーで失敗することを、それほど怖がりません。仮に失敗しても第2打以降で取り戻せます。ミスの範囲がそれだけ狭いからです。しかしアマチュアはそうはいきません。頭をたたいて目の前に落ちたり、ダフったり、当たったと思ったら、大きく曲げてOBになったり。OBはゴルフマネジメントを崩壊させます。打った瞬間に、そのホールで、失敗を取り戻すことが不可能になります。

首の付け根にあるこの指先ほどの幅の軸をその場で回転させるイメージ

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 だからまずは正確にドライバーを打つこと。しっかりとクラブヘッドの芯でボールを捉えること。これがアマチュアゴルファーにとって、ラウンドでもっとも大切な要素の一つなのです。1ラウンドでたった14回、場合によってはそれ以下しか持たないクラブなのですが、失敗が取り戻せない分、大切になってくるのです。

 今の世界のトレンドは、「ワンプレーン」が主流になってきています。昨年から米国でさかんにこの言葉が使われ出し、今年は日本でもよく聞く言葉になってくるでしょう。米ツアーやヨーロッパツアーでも多くのトッププロが、クラブを一つのスイングプレーンに乗せて、シンプルに振るワンプレーンスイングを採用しています。

 ドライバーももちろんいっしょ。正しいアドレスを取ったら、そのままテークバックをして、その構えた時のライ角のままクラブが戻って、インパクト、そのままフォロースルーで完了です。このワンプレーンスイングをするためには、軸回転が大切です。軸は首の付け根にあります。ここにある軸をその場で斜めに前傾させたままスムーズに回転させます。これが軸回転で振るワンプレーンスイングのもっとも大切な動きです。

 これがスイングの途中で軸が上下したり、左右にぶれるからクラブヘッドがアドレスの位置に戻ってこないのです。ドライバーはクラブの中でもっともシャフトが長いことが特徴です。軸のわずかなズレが大きな誤差になりやすいクラブと言うことができます。正しく軸回転することがドライバーを正しく振ることの第一歩だと思ってください。

◆今週の宿題

右手を首の付け根に置いてスイングの回転チェック

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 このコーナーは、内藤コーチからの宿題です。お手軽なものから、なかなか大変なものまで内藤コーチが用意した宿題に、挑戦してください。ゴルフは普段、私たちの生活にはない動きをしなければなりません。この軸回転もそう。ゴルフ以外に、首の付け根を意識して軸回転することは、まずないからです。だからこそ、上達するためには、正しい動きを学ぶための、正しい練習が必要になります。時間はそれほど取りません。練習場に行ったついでにちょっとやってみようか、または家で少し試してみようかというものが大半です。今週は軸を意識したスイング。アドレスを取り、前傾。そのまま内藤コーチのように右ひとさし指で軸を触りながら、左手一本でドライバーを振ってみましょう。軸はその場でスムーズに回転していますか? 指で軸を触って体が回るから、軸のブレが「感覚」としてわかるはずです。写真や動画(下記リンク)を参考に、ゆっくりと首の付け根にある軸を回してください。

◆宿題やってみました

 このコーナーでは、読者を代表して3人のアマチュアゴルファーが実際に内藤コーチの宿題をやります。編集の青山卓司、50歳、ゴルフ歴10年。ハンディは17。ベストスコア81。レイトビギナーの典型で、まったく進歩のないゴルフをする毎日。編集の田中康介、35歳、ゴルフ歴8年、ハンディはもっておらず、アベレージは110前後。そして女性読者代表として「モーニング娘。」の生田衣梨奈に登場してもらいます。生田はゴルフ歴8年で、ドライバーの飛距離が230ヤードというアスリートゴルファー。この3人が週替わりで登場し、練習の感想を内藤コーチに提出。ワンポイントアドバイスをもらいます。

切り返しからインパクトで軸がゆがんでしまっている。これではまともに振れない

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 今週は青山が軸を意識したスイングに挑戦。

 「軸を動かさないようにすることがいかに大変かがわかりました。特に切り返しからインパクトにかけて、すごく窮屈に感じるのは、ふだんのスイングで相当に軸がずれているからだとわかりました。最初は窮屈に感じても、その場で回転軸が回るイメージで素振りを繰り返します」

 内藤コーチ「窮屈に感じるということは、やはり今までスイング中にスエーをしていた可能性がありますね。ストレッチなども取り入れながら、続けてもらえるとスムーズな軸回転が覚えられます」

 ▼内藤雄士(ないとう・ゆうじ) 1969(昭和44年)9月18日生まれの44歳。東京都出身。日大ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学。最新のゴルフ理論を学ぶ。1988年からツアープロコーチとしての活動を開始。2001年にはマスターズ、全米オープン、全米プロの米ツアーのメジャー大会をツアープロコーチとして経験。丸山茂樹の米ツアー参戦に同行し、3勝をサポート。海外のツアーにも精通している。現在は平塚哲二、矢野東、伊藤誠道らツアープロのコーチを務める。その一方で、東京都杉並区でラーニングゴルフクラブ(LGC)を設立し、ゴルファーの育成にも取り組んでいる。

 内藤コーチのゴルフレッスンの感想や質問を募集しています。採用された方には、PRGRのボール3個か、全国で132あるパシフィックゴルフマネージメント(PGM)のゴルフ場で使える優待券(4人1組で1人が無料、残り3人が特別料金)をプレゼントします。ボールか優待券かを明記の上、ファクス(052・231・0628)か電子メール(spo-golf@chunichi.co.jp)で送ってください。

※PGMのゴルフ場詳細はPGMの公式ホームページでご確認ください。

取材協力 ハイランドセンター 東京都杉並区高井戸東3−11−7 (電)03(3334)7111 レッスンなども随時受付中

(毎週木曜日の紙面に掲載。紙面では他に「お手軽エクササイズ」も掲載しています。)

 

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