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【藤井かすみの体感して ゴルフ上達ドリル】

ドリル(最終回)グリーン周り3パット防ぎましょう〜応用編4

2019年9月26日 紙面から

 半年間、お付き合い頂いた私のレッスンも今回が最終回です。最後の締めは「グリーン周りの応用編」です。さあ、バシッと寄せて、カツンと一発で入れましょう。 (取材・構成 児玉光雄)

グリーンまで5ヤード

 最後はグリーン周りのアプローチとパットです。特に問題なのはスタートホールです。いきなりアプローチをダフったり、3パットしてダブルボギー以上になってしまうと、その1日がつまらなくなります。

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 逆にアプローチが寄ったり、長いパットが入ってパー発進したりすると気持ちが良くなって、いいスコアにつながります。ですから、ゴルファーにとってスタートホールは「たかが1ホール、されど1ホール」なのです。

 こんな設定をしてみます。パー4の1番ホールで、3打でグリーンの横までやってきました。グリーンまで5ヤードという位置です。アプローチを寄せて1パットで上がればボギーで済みます。でも寄せられなかったり、パットを失敗したりすると、ダブルボギーどころかトリプルボギーにもなってしまいます。

開くと真上を向く

 こういうケースで多いのがダフリやショートです。打ち急ぎによる原因もありますが、フェースの開きすぎもあります。フェースには角度がありますが、SWをちょっとでも開いてしまうと面は真上に近く向いてしまいます。PWでも45度前後の角度が付いているんです。私はむしろ開かずに、閉じてアプローチすることをお薦めします。この方が無駄な動きが抑えられるからです。

 ややオープンにアドレスし、ハンドファーストに構えます。フェースは自然に立ちます。ボールの位置は右足の上、あるいは右足より右にはみ出しても構いません。

 そうやって、決めた落としどころに向かって打ってください。ちゃんとヒットすれば、開かなくても適当にスピンがかかってくれます。開くより閉じろ。シンプルな打ち方ですが、1パットで上がれる確率は高いですよ。

シブコもやってる

 次はパッティングです。スタートホールで、いきなり長いパットを打たされるってことがありますよね。そうなったときは、ピンから1パットきざみで曲がりと速さをイメージしていきます。つまり、15メートルをおおざっぱに考えるのではなく、距離を分割して曲がりやスピードを把握していくのです。

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 いま人気者の渋野日向子選手もやっていますから、見てください。練習はウソをつきません。そして、ちょっとした対処法を知ることで、ゴルフのスコアはぐっと縮まります。みなさん、がんばってくださ〜い!

【かすみのひとりごと】

最終回名残惜しい…反応気になります

 とうとう最終回になりました。名残惜しいと思うのは私だけでしょうか。

 最近はゴルフも雑誌や本で学ぶのではなくて、ユーチューブなどの動画で学ぶことが増えました。文字では、伝える側と受け取る側のギャップを生むことがあります。今回のレッスンはどうだったのかなと、少し気になっています。

 遠回りせずにさっさとうまくなりなさいという親切心か、練習場に行くと教え魔みたいな人がいました。頼んでいないのにあれこれ教えてくる。女性は、それが嫌で練習場に行かなくなるという現象もありました。

 私は昔から、人との出会いの運があります。本当にすてきな方々と出会えたからこそ、現在があると思っています。そんな方々から学んだこと、していただいたことを、惜しみなく後の世代に伝えていけたらいいなと思っています。

 半年間という短い間でしたが、何か少しでも皆さまのお力になれることがあったのなら、とてもうれしいです。これからも仕事でコースに出向くことがあると思いますが、お会いしましたら、ぜひお声を掛けてください。ありがとうございました。

 <藤井かすみ(ふじい・かすみ)> 1967(昭和42)年11月30日生まれ、山口県岩国市出身の51歳。身長162センチ。ヴィクトリアゴルフ所属。学生時代はソフトボールの選手で東京女子体育短大のとき日本代表にも選ばれた。23歳からプロを目指し、3度目のプロテスト受験だった95年8月にトップ合格。2001年ベルーナレディースカップでツアー初優勝。02年には3勝を挙げ賞金ランク2位。ツアー通算10勝。師弟関係は岡本綾子。現在は兵庫県でジュニア育成に力を入れている。

 取材協力 中日カントリークラブ(三重県鈴鹿市東庄内町1447)(電)059(371)1188

次週から井上透プロのレッスンが始まります

成田美寿々らの師匠 最新機器で理想フォーム追究

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 10月から本欄を担当するのは、女子プロの成田美寿々、穴井詩両選手らを指導するプロコーチで東大ゴルフ部監督の井上透さん(46)です。昨年の本欄に登場した佐藤信人プロのコーチでもあります。

 井上コーチは大学生のころに渡米し、ゴルフのスイング理論を学びました。「プロコーチ」という肩書がなかった1997年にプロゴルファーのサポートを本格的に始め、今に至ります。男女を問わず、その卓越した指導力に多くのプロ選手が信頼を寄せています。

 10月からの半年間は「最先端メソッド」と題し、世界の潮流を知る井上コーチが弾道測定器などの最新機器を使って理想のフォームを解き明かし、アマチュアでも実践できるスイングや練習法を紹介します。お楽しみに。

 

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