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【藤井かすみの体感して ゴルフ上達ドリル】

ドリル(6)体感と体幹 一挙両得のトレーニングです

2019年5月16日 紙面から

 今週のドリルは結構、難しくて、上級者向けかもしれません。将来、プロを目指すジュニアに取り入れているドリルで、両足でバランスディスクに乗ってボールを打ちます。スイングを体感するだけでなく、体幹も鍛えられますよ。

 (取材・構成・児玉光雄)

ちょ〜っと上級者向け

 歩くようにボールを打つとか、右足や左足を上げたりとか、いろんなドリルをやってきました。これらは、全て空間認識を体感するためのドリルです。空間認識とは、体から離れている手や腕の動きを知ることです。実際にやってみると、頭で考えている手の動きと実際の動きとはズレが大きいことがよくあります。

 スマホなどでスイングを撮ってみせると「えーっ、私のスイングってこんななの!」て驚かれます。そうなんです。空間の距離や動きを認識するのは意外に難しいことなのです。

 その空間を認識するため、ある状況を設定するというのが今回、私が紹介しているドリルで、設定することによって手や腕が動く軌道がわかります。つまり、考えるよりも、その軌道を体に感覚として覚えさせるのです。体感で身に付いたものは頭で指令しなくても、自然と動くようになります。

 片足を上げたり、かごを持ち出したりと、面倒くさかったり、ばかばかしく思われたりするかもしれませんが、とにかくやってみてください。必ず、自分が思っていたのとは違う動きがあるはずです。

 100切りを目指している人だけでなく、不調に陥っている上級者のみなさんも、不振脱出の意外なヒントが発見できるはずですよ。

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 前置きが長くなりましたが、今週のドリルを紹介します。これは私が指導している研修生やジュニアの指導に取り入れているもので、上級者向けかもしれません。なぜなら、写真のように両足をバランスディスクに乗せてボールを打つ練習だからです。

あえて両足を不安定に

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 この効果はどこにあるのか? 実は、両方の足が不安定になることで、右から左への動きができなくなります。つまり、うまく打つには、下半身が上半身の動きとは逆方向に回らないと打てません。ゴルフのスイングは、その場で軸回転することです。その大事な回転を体感するには、いい練習方法ですよ。

いろいろなライの練習

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 下半身が安定していないため、バランスよく振ることしかできません。ゴルフは平たんな場所だけではなく前上がり、前下がり、左上がりに左下がりと、いろんな起伏があります。それぞれに打ち方を覚えていないと大きなミスにつながりますが、バランスよく振ることで、ミスを小さく抑えることができます。その練習にもなりますよ。

 また、バランスディスクに乗ったまま体操をしたり、料理をしたりすると、バランスだけでなく、いつの間にか体幹まで鍛えられます。まさに体感と体幹。一挙両得です。

【かすみのひとりごと】

股関節が硬く…ストレッチ日課に

 私も、いつの間にか51歳になりました。年齢がいくと、今まで感じなかった体の動きが気になり始めました。

 最近、とても大事に思うようになったのが股関節周りの動きです。元々、ソフトボールのピッチャーだった私は、意識をすることなく股関節を使うことができました。しかし、最近は体が硬くなってうまく使えないのです。そのためのストレッチが日課になりました。

 <藤井かすみ(ふじい・かすみ)> 1967(昭和42)年11月30日生まれ、山口県岩国市出身の51歳。身長162センチ。ヴィクトリアゴルフ所属。学生時代はソフトボールの選手で東京女子体育短大のとき日本代表にも選ばれた。23歳からプロを目指し、3度目のプロテスト受験だった95年8月にトップ合格。2001年ベルーナレディースカップでツアー初優勝。02年には3勝を挙げ賞金ランク2位。ツアー通算10勝。師弟関係は岡本綾子。現在は兵庫県でジュニア育成に力を入れている。

 取材協力 中日カントリークラブ(三重県鈴鹿市東庄内町1447)(電)059(371)1188

(毎週木曜日の紙面に掲載)

 

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