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【プロ野球】

体の開きを抑え制球を良くするには

2020年2月19日 紙面から

 【質問】中学軟式のピッチャーです。開きが早いからコントロールがつかないと言われます。どんな練習をすればいいですか。 (川崎市 M君=中1)

 【答え】小・中学生には体の開きが早いピッチャーがたくさんいますが、それは下半身の弱さにも要因があると思います。下半身が弱いと軸足で体重を支えるのが苦しくなり、前方への移動が早くなります。腰よりも先に上半身が出て行く(突っ込む)ため、上半身も早く正面を向いてしまい膝が割れるフォームになります。右投手の場合、左足が着地したとき上半身はまだ両足の上に残っていないといけません。意識として、左側のお尻を捕手に向けながら始動し、左足のつま先を内側に閉じて親指の付け根から着地するようにすると、膝の割れを防ぐことができます。

 練習としては、マウンドのような傾斜のある場所で(1)両足をステップした幅に開いて(2)左足を真っすぐに捕手に向けて、前、後ろと反動をつけて投げる−のを繰り返すといいでしょう。左足の親指のつけ根に力を入れて、膝が外側に割れないように気をつけます。肩は真っすぐ捕手に向け、上体が前(ベース寄り)や後ろ(背中方向)に倒れたりしないようにしてください。傾斜のあるところでするのは、軸足(右投手なら右足)の方を高くして、踏み出す足に十分に体重がかかる姿勢にするためです。前方への突っ込み、上半身の開き、膝の割れに気をつけながらやってみてください。コントロールがきっと良くなります。 (慶大野球部元監督)

 【水、土曜日連載】

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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