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【プロ野球】

三塁側のバント処理 捕球後回転して投げたらダメ?

2020年2月8日 紙面から

 【質問】中学のキャッチャーです。三塁側のバント処理で、捕球後に回転して投げたらダメだと言われました。プロ野球ではほとんど回転しています。どうしてですか。 (愛知県豊田市 F君=中2)

 【答え】プロ野球では、三塁側のバント処理に対して、ほとんどのキャッチャーが捕球後は回転しています。一塁を向いて処理するよりも素早く一塁に投げることができるからです。スピード勝負のプロ野球では必要なプレーです。しかし、練習量も少ない中学生では確実性に欠けると判断して、監督さんは一塁に正対する処理を勧めたと思いますよ。

 バント処理のポイントは(1)転がる前方にミットを置いて右手と一緒にボールをすくい上げる(2)ボールを捕るまでは絶対に目を離さない。先に走者に目をやると大きなミスをする(3)ゴロ捕球と同じ要領でミットを体の中心に収めるようにしてステップをすると送球が安定する−です。バント処理で大切なのはボールとの距離を近くすることです。ボールの真上に頭が来るぐらいに接近してください。

 個人的には、三塁線近くのバントに対しては回転して送球しても構わないと思います。三塁ラインの外から中に回り込んできてボールを処理していてはほとんどの場合、間に合いません。少なくとも打者走者だけはアウトにしたい局面では、回転するのも必要なプレーです。ただ、このプレーは相当の練習が必要です。プロほどの練習は無理としても、たくさん練習して、だれもが認めるぐらいまで確実性を身に付けてください。

 (慶大野球部元監督)

 【水、土曜日連載】

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〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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