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【プロ野球】

体が開くということはどういうこと

2020年1月15日 紙面から

 【質問】バッティングで、体が開いていると言われました。どういうことですか。なぜ開くと良くないのですか。 (熊本県八代市 本田君=中1)

 【答え】体が開くというのは、ステップと一緒にグリップが出ていって上体が早く前に出て、体が正面を向いた状態になることです。速い球に対して振り遅れてはいけないと思い、腕だけで何とか当てようとしたり、逆に遅いボールを待ちきれずに上体が突っ込んで、泳いでしまうような打ち方のときです。

 自分の力を一番出せるミートポイントまでボールを引きつけるのが正しい打ち方です。右打者ならミートするまでは、左肩と左腰はボールに向かっていなければいけません。これを壁と言います。タイミングを外されたときでも、この左肩と左腰が開かないように、いかに我慢できるかが勝負になります。

 体の開きを修正するには下半身の軸回転をうまく使うことです。体の中心を真っすぐにしてミート地点までボールを引きつけて腰を回転させると上体が前に出て行くのを防げます。体が開くと(1)ボールと目の距離が遠くなり選球眼が悪くなってボール球を振ってしまう(2)バックスイングでため込んだパワーが伝わらなくなる(3)体が前に突っ込むために腰が回転できない−などの弊害が出ます。体の開きがなくなれば間違いなくミート力はアップし、強い打球を打つことができます。

 (慶大野球部元監督)

 【水、土曜日連載】

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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