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【プロ野球】

親は小学生の指導にどこまで関わるべき?

2019年11月27日 紙面から

 【質問】小学4年生の息子が野球をするうえで、親としてどこまで口を出すべきでしょうか。自分の子どもへの指導法を教えてください。 (埼玉県所沢市 Nさん=41)

 【答え】これは少年野球が抱える大きな問題の一つといえるでしょう。米国でもリトルリーグの親が必要以上に口出しをしてトラブルを起こしているとよく耳にします。最近も、試合中に親同士がケンカをしたり、試合後に負けたチームの親が審判に暴力をふるったという報道がありましたが、ここまでくると論外です。

 私は、できることなら自分の子どもは自分で教えなさいという考えです。一番大事な時期を人任せにしてはいけません。ただ指導者の質にも問題があります。試合中に大声で怒鳴っているのをときどき見かけますが、勝ちにこだわるあまり、子どもたちが犠牲になっているのではないでしょうか。指導者には親が教えるのを嫌う人、逆に自分より実績のある親がいれば率先して教えをこう人がいます。指導者の考えを理解して行動すればいいでしょう。

 親がどこまで指導に介入するかは、保護者会と監督、コーチが話し合ってチームのルールを決めればいいと思います。子どもの指導が一番の目的ですから、実績のある親でも超えることができない一線を引くことも大事です。強いチームはその線がはっきり引いてあります。小学生は興味を持った時が一番成長するときです。次の練習日が待ち遠しくなるような、そんな環境をつくってあげたいものです。

 (慶大野球部元監督)

 【水、土曜日連載】

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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