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【プロ野球】

小5の投手 試合翌日に肘が痛くなる

2019年11月13日 紙面から

 【質問】息子は小学5年のピッチャーですが、試合で投げた翌日は必ず肘が痛くなります。土、日曜日は連投ができません。どうしたらいいでしょうか。 (港区 石川さん)

 【答え】肘が痛くなる原因はいろいろありますが、最も多いのは投げ過ぎです。とくに小学生の場合は、投球フォームが完成されていないので要注意です。近年では青少年の投げ過ぎによる肘や肩の故障を防ぐために、球数制限が議論されています。

 日本臨床スポーツ医学会は「野球肘の発生は11〜12歳がピーク」と指摘し、この年ごろの選手の肘の痛みと球数制限に注意を払うように指導者に呼びかけています。投球練習日数と時間については、小学生は週3日以内で1日2時間を超えないこと、全力投球は1日50球以内、試合を含めて投球数は週200球を超えないことという指針を示しています。学童野球の試合では70球以内と決められています。

 投げ過ぎではないのに痛みを訴える場合は、投球フォームに問題があると思います。正しいフォームで投げていれば、肘を痛めることはありません。試合後の十分なケアも大切です。アイシングはしていますか。アイシングは、ピッチングによって起こる炎症の広がりを防ぐとともに、その部分の回復を早めます。次の試合にいいコンディションで投げるためには、アイシングを必ずするようにしてください。自然治癒力が低くなるなどの反対意見もありますが、スポーツ医学的には、投球後のアイシングを奨励しています。

 (慶大野球部元監督)

 【水、土曜日連載】

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