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【プロ野球】

盗塁で投手の癖を盗む方法は?

2019年10月30日 紙面から

 【質問】チームで盗塁練習をしていますが、スタートをよくするために投手の癖を盗めと言われています。プロ野球の選手はどうやって癖を盗むんですか。 (都立高2年 E君)

 【答え】プロ野球は、シーズン中に同じ投手と何度も対戦しますから、癖がある投手はすぐに分かります。自分では分からなくても、専門のスコアラーがビデオなどで分析して教えてくれます。しかし、高校野球のように初めて対戦する投手が多い場合、癖を見つけるのは大変だと思います。最初に出塁した選手がわざと大きなリードをとって、けん制球を1球でも多く投げさせて、一塁コーチやベンチにいる選手も含めて全員でよく観察して癖を探すことです。

 癖の出やすいところをいくつか教えましょう。癖は下半身の方が見つけやすく、例えば(1)セットしたときの両足間の幅が違う。大きい時は本塁投球、小さいときはけん制(逆の場合もある)(2)セットのとき、両足が伸びている人は軸足の膝を曲げてから本塁投球をする(3)けん制のときは(右投手なら)左のつま先が開いている(4)右足のかかとが上がったらけん制−などがあります。上半身にも癖が出やすいところはたくさんあります。開いた左肩が本塁投球のときには戻る、あごが左肩に傾き、そのままのときはけん制で、あごが上がったら本塁投球−などです。また、左投手に多いのが、ホームを見ながらけん制をする、走者を見ながら本塁へ投げるパターンです。これも覚えておくといいでしょう。

 (慶大野球部元監督)

 【水、土曜日連載】

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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