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【プロ野球】

プロの捕手が打者のしぐさを見る理由は?

2019年10月9日 紙面から

 【質問】中学硬式のキャッチャーです。プロ野球を見ていると、キャッチャーが、バッターのしぐさや足元を見ています。どんな意味があるのですか。 (名古屋市天白区 N君=中2)

 【答え】プロ野球は同じチームと何度も試合をするので、たくさんのデータがあり、対戦する打者の打球方向や好きなコース、苦手なコースなどを頭に入れて、いつでも対応できる準備をしています。それでも、今日の調子はどうなのかと、キャッチャーは打席の様子を見ながら配球を考えているのです。

 データが豊富なプロでさえもそうですから、初対戦の相手が多いアマチュアのキャッチャーはもっと細かい観察力が必要になります。打者の特徴が顕著に出る観察ポイントをいくつか教えましょう。

 (1)構え=バットを立てているか、寝かせているか、短く持っているかどうか。立てて構える打者は低めに強く、寝かせている打者は高めが強い。短く持っている打者は非力なことが多い。

 (2)スタンス=オープンスタンスの打者は内角に強く、クローズドスタンスの打者は外角、しかも高めに強い。

 (3)立つ位置=ベースに近く立つ打者は外角に強く、離れて立つ打者は内角に強い。

 (4)前後の立つ位置=投手寄りに立つ打者は高めに強い。特にカーブなどの変化球の高めを好むことが多い。捕手寄りに立つのは低めに強い長距離打者が多い。速球対策として一番後ろに立つこともある。

 これらはあくまでも一般的な傾向です。自分なりに観察して経験を積んでリードに生かすようにしてください。

 (慶大野球部元監督)

 【水、土曜日連載】

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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