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【プロ野球】

1番でも初球から打っていくのがいいのか?

2019年9月28日 紙面から

 【質問】初球からどんどん打てと教わっています。1番を打つことが多いのですが、1番でも初球から打っていくのがいいのか、それとも相手に球数を投げさせるのがいいのか教えてください。 (東京都文京区 K君=高2)

 【答え】リードオフマンともいわれる1番打者の役目はまず塁に出ることです。大リーグやプロ野球の影響で、少年野球でも最近は初球からどんどん打っていく傾向にありますが、1番打者はヒットはもちろん、エラー、四死球など何でもいいので出塁をしてチャンスをつくり得点するのが最も大事な役目です。野球は9イニングありますが、立ち上がりの攻防が試合を左右することが多いので1番打者は特に重要です。打順を決めるときは、いろいろな条件に適した選手を1番に起用します。1番打者に必要な条件は(1)選球眼がいい(2)足が速い(3)センスがある(状況判断に優れている)(4)長打力がある−などです。

 塁に出たときは、大きなリードをとって何度もけん制をさせて相手投手を観察する機会をより多くつくりましょう。凡退した時は2番打者以降に球速や球種の特徴などを伝えてください。2打席目からは初球打ちで構いませんが、1打席目はできるだけ球数を投げさせるのがいいでしょう。大リーグではかつては先頭打者が6球以上投げさせたら凡退しても評価されていました。いまは初回の攻撃をわずか3球で終わるのを見ることもありますが、相手投手の情報が少ない高校野球などは、早いイニングに1球でも多く投げさせるのがいいと思います。

 (慶大野球部元監督)

 【水、土曜日連載】

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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