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【プロ野球】

体が小さい選手でもロングティーは有効?

2019年9月25日 紙面から

 【質問】打球を遠くに飛ばすには、ロングティーをしろと言われます。どんな効果がありますか。体が小さい選手でもやった方がいいのですか。 (練馬区 J君=高1)

 【答え】ロングティーは、フリーバッティングやティーバッティングと違って体全体を使って遠くに飛ばすのが目的の練習です。プロ野球のキャンプでは必ず行うメニューで、シーズン中にも行う選手がたくさんいます。試合が続くと「バットの芯で打つ」意識が強くなって、知らないうちにスイングの軌道が小さくなっていることがあります。打球を遠くに飛ばすには体全体を使って大きくスイングすることが必要なので、ロングティーでスイングを修正するのです。

 ロングティーは反発力がないので芯で打っても簡単には飛びません。小柄で非力な人には苦痛な練習だと思います。それでも、ロングティーを続けることで、下半身から上半身へと連動していく体の使い方を覚えれば大きなスイングを身に付けることができるようになります。もちろん、大振りやむちゃ振りをするのとは違いますよ。君はまだ高校1年なので、これから体もどんどん大きくなるでしょう。今は苦痛でも全身を使って大きくスイングすることを覚えてください。体が大きくなったらその成果が必ず出てきます。

 ロングティーをすることで、下半身がぶれないスイングも身につけることができます。両足でしっかりと踏ん張って軌道の大きなスイングをすれば、小柄な打者でも鋭い打球を遠くに飛ばすことができます。ふだんの素振りも忘れないでください。

 (慶大野球部元監督)

 【水、土曜日連載】

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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