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【プロ野球】

木製バットの正しい打ち方は?

2019年9月4日 紙面から

 【質問】来年から大学でも野球を続けますが、木製バットと金属バットは打ち方が違うと聞きました。W杯出場のU−18選手は木製の打ち方をしていると報道されていますが、どんな打ち方ですか。 (名古屋市 I君=高3)

 【答え】木製と金属で素材は全く違いますが、バッティングそのものは同じであるべきだと思います。金属だからこうだとか、木製だからこうだというのはないはずです。体重移動やトップのつくり方、タイミングのとり方、そしてバットと腰、膝を連動させて打つということは、どちらにも共通です。

 金属バットは木製よりも反発力が大きいため、力が強くてスイングスピードがあれば、打球を遠くに飛ばすことができます。木製バットの場合は「芯」で打たないと、いい打球は打てませんが、金属バットならば、芯を多少外しても飛距離をかせげます。木製バットなら折れているはずのグリップ近くで打っても、金属なら飛んでいきます。そういう点では、金属バットは全体が「芯」といってもいいでしょう。そのためだと思いますが、最近の高校野球では体が大きくてパワフルな選手が重宝がられているように感じます。

 ヘッドが遠回りをするドアスイングは、金属バットを使ったことの弊害と言われます。金属で打つときも、芯で打つ意識を持つことが大切です。トップからグリップをボールに向けて振り出し、右肘を「へそ」の前に出していきます。そうすると最後にヘッドが出てくる木製バットの打ち方ができます。

 (慶大野球部元監督)

 【水、土曜日連載】

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〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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