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【プロ野球】

小学生投手もアイシングした方がいい?

2019年8月3日 紙面から

 【質問】小学5年生の息子はピッチャーです。試合の次の日は必ず肘が痛くなります。アイシングはほとんどしていません。小学生でもアイシングはした方がいいのでしょうか。 (座間市 Kさん)

 【答え】アイシングは、回復を早めるための適切な処置ですが、小学生については賛否両論があります。個人差はありますが、小学生の投球ではアイシングの力を借りるほど、肘や肩を酷使していないケースが多いということでしょう。プロで活躍した多くの投手は、アイシングは自分で治す力(自然治癒力)を弱くして、成長期の成長を止めてしまうという意見を持っています。それでも、現代スポーツ医学では、アイシングは欠かすことができないものとしています。

 アイシングの目的は、ピッチングによって起こる炎症の広がりを防ぐとともに、その部分の回復を早めることです。次の試合にいいコンディションで投げるためにはアイシングは絶対に必要です。練習でも試合でもピッチング後はできるだけ早い時間内に患部を冷やしてください。冷やす時間は大人の場合、20〜30分ですが、小学生は10〜15分くらいでいいでしょう。凍傷を防ぐためもあります。小学生では1日2試合が良くありますが、午前中の試合に投げてアイシングをしたら、できるだけ肘や肩を休めましょう。登板後は分解された筋肉を元に戻すために、タンパク質をたくさん取ってください。肘や肩の酷使は避けましょう。

 (慶大野球部元監督)

 【水、土曜日連載】

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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