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【プロ野球】

長距離走と短距離走、投手に必要なのは?

2019年6月19日 紙面から

 【質問】中学硬式の投手です。部活は陸上をやっていますが、投手は、長距離走と短距離走のどちらをするのがいいですか。 (川口市 Y君=中1)

 【答え】野球は、投、打、守、走のすべてにおいて、強い基礎体力が必要です。陸上部に入ったのは賢明だと思います。「走る」ことは、強い体をつくる基本なので、長距離と短距離のどちらも必要です。長距離走はスタミナを、短距離走は瞬発力を高めます。投手はスタミナが切れると、軸足を支えるパワーが低下して、肘が下がったり体重移動が不規則になったりしてスピードやコントロールもなくなります。投手が「走れ、走れ」と言われるのは、長距離走が「スタミナ」の源となる遅筋線維を育てるからです。

 もちろん、長距離走だけではいけません。ボールの速度と関係が深い「瞬発力」を身に付けるためには、短距離走が必要です。速筋線維(速く動くための筋肉)に刺激を与えて瞬発力を高めてくれます。ダッシュ走やインターバル走がいいでしょう。ダッシュ走は30、20、10メートルを10本ずつ走ります。インターバル走は50メートルぐらいを全力で走って、ゆっくりしたジョギングで呼吸が整ったら、またスタートするのを繰り返します。最低でも10本ぐらいは走らないと効果はありません。最近は、中学生に限らず高校や大学でもランニングの量が少ないと思います。技術の向上は強い体力と比例することを忘れないでください。(慶大野球部元監督)

 【水、土曜日連載】

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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