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【プロ野球】

ゴロ捕球はなぜ前に出た方がいいの?

2019年6月1日 紙面から

 【質問】ショートを守っています。監督から、もっと前に出て捕るようにと注意されます。ゴロの捕球はなぜ前に出た方がいいのですか。 (金沢市 中学軟式野球部2年)

 【答え】軟式は高いバウンドが多く、後ろに下がって捕ると間に合わないことがあるでしょう。うまく捕っても体重が後ろにかかっているといい送球ができません。また、足の速い打者の場合、下がったり、待ったりしていると内野安打になるので、もっと前に出て捕りなさいと教えているのです。

 ゴロをやさしく捕れるのは、バウンドの一番高いところか、ショートバウンドの上がるところです。それに合わせて前に出ることが大切です。難しいのはハーフバウンドですが、やさしく捕れる位置とはほんのわずかしか差がありません。距離にして30センチ、時間にして0・1秒くらい前に出ればうまく捕れます。前に出てもバウンドが合わないときはグラブを垂直に立ててボールに向けて突き出してください。「グラブを立てて突き出す」のがコツです。

 守備は練習すればするほどうまくなりますが、ノックをたくさん受ければいいわけではありません。基本的な動作を身に付けることです。グラブは必ず下から上に出してください。失策の70〜80%は送球ミスというデータもあります。送球の基本は、ステップ・アンド・スローです。体勢が崩れていても小さな動きでステップをすると正しい姿勢を取ることができます。

 (慶大野球部元監督)

 【水、土曜日連載】

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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