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【プロ野球】

高2から投手に投げ込みは週何球めど?

2019年5月22日 紙面から

 【質問】息子は高校2年から投手を始めたのですが、普段の投げ込みは週500球をめどでいいでしょうか。これまでのキャリアが少ないので、もっと多めに投げ込ませた方がいいのでしょうか。 (埼玉県 高3の父・森田さん)

 【答え】森田さんは、このコラムで紹介した高校生の投球数を知って質問をくれました。このところ、投球数の議論が活発ですが、1995年に日本臨床スポーツ医学会は青少年の野球障害について小・中学生、高校生の投球数や練習日数と時間について、個々の成長、体力と技術に応じた指導が望ましいと警鐘を鳴らしました。改めて紹介すると、全力投球は小学生で1日50球以内で試合を含めて週200球を超えないこと、中学生は1日70球以内で週350球まで、高校生は1日100球以内、週500球を超えないこととしました。

 25年も前の資料で、当時とは選手の成長度合いや体格の差もあるので、基準は少し変わっているかもしれません。ちなみに軟式野球連盟では、本年度から中学生の投球数は1人1試合70球以内と決めました。投手に限らず、キャリアを積むためにはある程度の練習量は必要ですが、大切なのはそれを成し遂げるだけの体力があるかどうかです。週に2日、肩を休ませてコンディションを整えて、その他の日に全力投球をすれば、100球×5日でも十分な成果を上げると思います。投げるだけでなく、家では握力の強化や腹背筋、腕立て伏せなどで体力を強化してください。またシャドーピッチングで正しい投球フォームづくりをすることも大事です。

 (慶大野球部元監督)

 【水、土曜日連載】

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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