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【プロ野球】

試合本番でいい投球をするには?

2019年4月6日 紙面から

 【質問】中学軟式で投手と内野手をしています。ブルペンでは、きれいな回転のストレートを投げられるのですが、マウンドに立つと投げられなくなります。どうしたらいいですか。 (三重県 中学2年)

 【答え】プロ野球でも、ブルペンエースといわれ、ブルペンでは絶好調なのに、いざ試合になると別人のようなピッチングをする投手がいます。ブルペンでは打たれる心配がないので自然に体の力も抜け、腕も良く振れていいボールがいっているのでしょう。しかし、試合になるとそうはいきません。打たれたくないとか、負けたくないとか、いろいろなプレッシャーもかかって緊張で体に余分な力が入ってスムーズな動きができにくくなります。ストライクが入らなくなることもあります。試合前と精神状態が全く違うのです。

 ブルペンでいいのに、試合でそのままできないのは、要するに考え方の問題です。君の場合、ブルペンではいいピッチングができるので、試合でできないわけはありません。ブルペンと同じようにキャッチャーミットだけを見て、ふだんの投球をすることに集中してください。ブルペンでの投球で大事なことは、その日のいいボールと悪いボールを見極め、中学生なら変化球のキレとコントロールなどもチェックして配球の組み立てをすることです。調子が悪い場合でもイライラするのはいけません。イライラすると、呼吸が浅くなって早くなり、筋肉が緊張します。そんな時は、大きく深呼吸をして緊張をほぐしましょう。

 (慶大野球部元監督)

 【水、土曜日連載】

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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