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【一般スポーツ】

日本リーグ連覇のカギ握る日本代表のルーキー「起爆剤になる」トヨタ車体・北詰が存在感

2019年11月28日 0時46分

日本選手権決勝で4得点を挙げた北詰(左)。「チームの起爆剤」としての活躍が期待される

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 ハンドボールのトヨタ車体は24日、東京・国立代々木競技場で行われた日本選手権決勝で大崎電気に21―23で敗れ、4大会連続の2位に終わった。ただ、相手の指揮官に「リーグナンバーワン」と評価される堅守は健在。エース吉野樹(たつき、25)が抑えられた時の攻撃に課題を残すも、代役のルーキー北詰明未(あすみ、23)が存在感を示し、日本リーグ連覇を射程圏に入れる。

 リーグ首位を走る大崎電気との決勝は、吉野つぶしの術中にはまった。好セーブを連発し、MVPに輝いたGK木村は振り返る。

 「シーズン中なので細かいことは話せないけど、吉野を止めれば車体の攻撃は崩れると指示されていた。1本目のシュートを止めたのが大きかった」。吉野はゴールを決めて調子を上げるタイプ。この日はシュート7本中1得点と最後まで本領を発揮できなかった。

 一方で、チームに明るい兆しも見えてきた。「ネガティブな交代だったけれど、きょうのようなプレーは起爆剤になる」と渡部主将に言わしめたのは北詰だ。吉野に代わってコートに入ると、勝負どころで4得点をたたき出した。

 今年から日本代表入りした期待の新人。ステップアップの中で感じるのはプレーの質の違い。「パス、シュート、スピード。どれも大学とは全然違う。それでも、少しずつ自分のやりたいプレーができるようになっている」。相手守備に応じて使い分けるシュートとパスの判断は、今大会で自信を深めた。

 チームは現在、リーグ4位。大崎電気との差は「チームがやろうとしていることが、できているかできていないか。うちも戦術的には間違っていない」と分析。渡部主将の見解も同じだ。「選手層が厚くなって攻撃の組み合わせが増えた分、まだ浸透できていない」。30日はリーグ戦で3位の豊田合成とぶつかる。課題として浮き彫りになった攻撃面を改善し、再び頂点を目指す。

 

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