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【一般スポーツ】

フィギュア宇野昌磨に中日体育賞 世界選手権制覇へ「自分信じる」

2019年1月3日 紙面から

昨年の全日本選手権フリーで演技する宇野昌磨(木戸佑撮影)

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 今年こそ世界一−。中日体育賞を受賞したフィギュアスケート男子で平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(21)=トヨタ自動車、中京大=が喜びの声を寄せた。昨年末の全日本選手権では3連覇を飾ったが、昨年2月の平昌五輪を含め、ここまで主要国際大会では昨年末のグランプリ(GP)ファイナルを含めて6大会連続で銀メダル。2月の四大陸選手権(米アナハイム)、3月の世界選手権(さいたま)でタイトル奪取に挑む。

 受賞したことを喜んではいても、満足はしていない。それが宇野の偽らざる心境だ。平昌五輪の銀メダルから約1年、「今回、このような賞に選出していただき大変光栄に思います」と話した21歳は、目の前にある次の舞台を見据えていた。

 「五輪の翌年といっても、いつもと変わらない挑戦の年を続けています。一日一日を大事に練習しています」。視線の先にあるのは2022年の北京五輪ではない。「あまり先のプランは考えないので分からない」と言う。五輪翌シーズンの今季も普段通りに挑み、プログラムの完成を目指してきた。その中で今季の大目標を挙げるなら、3月にさいたま市で開かれる世界選手権だ。

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 「世界選手権に限らず、2位という結果がしばらく続いている。1位になるために、自分を信じて、いい演技をして、いい結果を残したい」

 シルバーコレクター返上へ燃えている。ここまで主要国際大会は6大会連続で銀メダル。実は6度のうち、大きなミスがなかったのは最初に銀メダルを獲得した17年の世界選手権だけ。残る5大会はフリー冒頭の4回転ループで転倒した平昌五輪を含め、転倒などの大きなミスがあった。つまり、実力で負けたわけではないのだ。完璧な演技を披露することが世界一へとつながる。

 3連覇を飾った昨年末の全日本選手権で右足首を負傷。2月の四大陸選手権(米アナハイム)の出場が不安視されるが、「順調に回復している」と言う。今季のテーマは「自分を信じる」こと。最後まで自分を信じ、完璧な演技を披露できれば結果はついてくる。

  (兼田康次)

 ▼宇野昌磨(うの・しょうま) 1997(平成9)年12月17日生まれ、名古屋市出身の21歳。159センチ、55キロ。愛知・中京大中京高出、中京大在学中。2015年3月の世界ジュニア選手権を制し、翌シーズンからシニアに転向。同年12月のGPファイナル3位で、同大会は翌年から3位、2位、2位と4年連続で表彰台に立っている。世界選手権は17年から2年連続2位。全日本選手権は16年から3連覇。16年4月には国際スケート連盟公認大会で史上初めて4回転フリップを成功した。浅田真央、村上佳菜子らを育てた山田満知子、樋口美穂子両コーチに師事する。

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