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【羽ばたけ中部勢】

ゴルフ杉浦愛梨 151センチの身長にやきもきも… ドライバーの飛距離は伸び盛りの15歳

2019年10月9日 紙面から

河本結を目標にする福井工大福井高1年の杉浦愛梨=茨城県常陸大宮市のゴルフ5カントリーサニーフィールドで

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 近年、日本の女子ゴルフ界は選手層が厚くなっている。畑岡奈紗(20)=森ビル=や渋野日向子(20)=RSK山陽放送=ら1998年度生まれの「黄金世代」が国内外のツアーを席巻し、安田祐香(18)=洲本GC=や山口すず夏(19)=環境ステーション=ら2000年度生まれの「プラチナ世代」も国際舞台で活躍している。彼女らに続くのが2003年度生まれの世代だ。福井工大福井高1年の杉浦愛梨(15)も、その一人。数年後の主役となるべく、今は多くの経験を積んでいる。

 9月のゴルフ5レディスで初めてプロツアーに出場した杉浦は、カットラインに6打及ばず予選落ちした。「アイアンが全然、真っすぐにいかなかった。アプローチが寄らなくて、パットも入らなくて…」とプレーには納得いかない様子だったが、ツアーの雰囲気を経験できたことはプラスだった。「ギャラリーの方が声をかけてくれた。アマチュアの大会ではないことなので楽しかった」

 今春、福井工大福井高へ入学した。昨年度の日本ジュニア選手権男子15〜17歳の部や、全国高校選手権春季大会を制した兄の悠太は2学年上の先輩でもある。ゴルフ5レディスではキャディーを頼むつもりだったが、乗り気だった兄の遠征と重なり実現しなかった。

 ツアーでプロとコースを回り、学んだことは多かった。「マネジメントの部分で参考になることが多かった。いろんな考え方があるんだな、と勉強になった」。以後の練習では、コースや状況などをイメージしながら打つようになった。

 身長151センチながら、ドライバーの飛距離には自信を持っている。ゴルフ5レディスでは初日の7番で、106人中51位タイの245ヤードを記録。「高校に入って、半年間で10ヤードくらい伸びた。ツアーでも戦えるくらいにはきているかな、と思う」とうなずく。

 中学時代はゴルフのかたわらで陸上の長距離走にも取り組み、足腰を鍛えた。高校進学後は本格的に筋力トレーニングを始めた。「身長が…。できるだけ伸ばしたいのですが」とやきもきしているものの、まだまだ飛距離は伸びそうだ。

 3日が初日だった日本女子オープンにも出場した。ショットが安定せず、得意のパッティングももうひとつ。予選ラウンドの2日間は通算9オーバーで、ツアー初の予選突破はならなかった。

 同学年には日本オープンでローアマを獲得した梶谷翼(兵庫・滝川二高)や、小学生のころから中部や全国の舞台で競い合い国際経験も豊富な神谷そら(岐阜・麗沢瑞浪高)ら好敵手がそろう。2試合のツアーを経験し「もっとプレーでギャラリーの方を引きつけられるように練習したい」と意識が高まった。まだ15歳。将来のツアーを引っ張る選手を目指し、研さんは続く。 

  (堤誠人)

 ▼杉浦愛梨(すぎうら・あいり) 2004(平成16)年1月13日生まれ、愛知県高浜市出身の15歳。151センチ、52キロ。兄らに影響され4歳でゴルフを始める。高浜市立吉浜小6年だった15年の全国小学生大会6位、同市立高浜中1年だった16年の世界ジュニア選手権10位、今夏の全国高校選手権30位。9月のゴルフ5レディスでツアーデビューした。目標の選手は河本結。「どんな時も攻める姿勢を見習いたい」。趣味は音楽鑑賞で平井大のファン。

 

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