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【野球】

金沢学院大が悲願「神宮1勝」楽天5位・九産大の福森耀を攻略 公式戦初打席の投手が逆転口火ヒット

2019年11月17日 1時9分

ガッツポーズする金沢学院大ナイン

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◇16日 明治神宮野球大会 金沢学院大8-5九産大(神宮球場)

 大学の部は、19年ぶり2度目出場の金沢学院大(愛知・東海・北陸)が、九産大(九州)に8―5で逆転勝ちし、大会初勝利で8強入りした。東海大(関東2)は、東北福祉大(東北)にサヨナラ勝ちし、準々決勝進出。高校の部は、白樺学園(北海道)と天理(奈良)が、18日の準決勝に勝ち上がった。

 2度目の出場で悲願の初勝利だ。19年ぶり出場の金沢学院大が、神宮常連の九産大に鮮やかな逆転勝ち。楽天からドラフト5位指名された相手先発・福森耀を攻略し、4点を追う4回からの2イニングで一気に8点を奪った。

 流れを変えたのは、公式戦初打席の投手の一打だった。2回途中からリリーフした和田悠弥投手(3年・八戸学院光星)が、4点を追う3回先頭で、福森耀から右中間へチーム初安打となる二塁打。2点を返し、なお1死二、三塁の好機で迎えた4回も、投手強襲の適時内野安打を放った。

 「打った方がうれしい。プロにドラフト指名された投手なので」。3イニング2/3を2安打無失点だった投球以上に、自画自賛したのはバットの方。今春は外野手でもオープン戦に出場していたものの、指名打者制のリーグ戦で打席に立つ機会はなし。プロ入りする福森耀から二塁打を放った3回の打席が、公式戦初打席だった。角尾貴宏監督(48)は「代打を出さずに打たせてみようと、ふと思ったのが当たった。和田の安打で勇気をもらった」と褒めたたえた。

 リーグ戦は福井工大に敗れて2位。地元開催枠で出場した王座決定戦で、下克上を起こした。例年、4年生は春のリーグ戦後に半数ほどが引退するが、今年は打撃投手や裏方仕事でチームを支えてきた。ラグビーW杯で8強入りした日本代表にも刺激を受け、角尾監督は「あきらめずに、次にパスをつなぐ。『ONE TEAM』という話をした」と振り返った。

 「春(全日本選手権)も9年出ていなく、今の選手は神宮を知らなかった。9年間の思いがつながった」と角尾監督。「歴史を作ろう」という合言葉が、現実になった。

 

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