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【野球】

80年の歴史で初のプロ野球選手誕生なるか!名古屋大・黒縁メガネの148キロ左腕「ケセラ・セラですね」

2019年10月9日 20時25分

名古屋大出身初のプロ野球選手誕生を目指す松田

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 覚悟は決めた。名古屋大(愛知)からプロ志望届を提出した松田亘哲(ひろあき)投手は、静かにドラフトの日を待っている。愛知大学リーグの3部ながら最速148キロの直球を誇り、高校時代はバレーボール部だったという異色の経歴も持つ左腕。19日に行われる3部優勝決定戦への練習を続けながら、指名されるのを願う。

 「今は運命を天に任せているという感じです。自分ではどうにもならないし、ドラフトはプロの方々に現時点での自分の実力を評価していただくということに尽きますから…。今の心境は、なるようになるという意味の『ケ・セラ・セラ』ですね」

 キレのある直球、スピードが落ちずに鋭く曲がるカットボールは、プロでも高い評価を得た。その証拠に、3部の試合にもかかわらず、松田が登板する試合にはプロのスカウトがネット裏に集結。投球を見守っていた。

 「ここまで多くの球団が注目してくれるとは思いませんでしたね」と語る松田。進路はプロ一本だ。「野球に就職する」と思って、企業回りは一切なし。指名されなかった場合は独立リーグに進み、来年のドラフトを待つという。

 「自分はどこかの最後列からのスタートでもいいんです。納得するまで野球をしたい。はい上がる覚悟はできています」。ドラフトで指名されれば、名古屋大80年の歴史の中で初めてのNPB所属のプロ野球選手の誕生。黒縁メガネの左腕が新しい歴史を刻む瞬間が間もなく来る。(川越亮太)

▼松田亘哲(まつだ・ひろあき) 1997(平成9)年5月16日生まれ、愛知県江南市出身の22歳。176センチ、83キロ。左投げ左打ち。中学までは軟式野球をしていたが、江南高ではバレーボール部に所属して、リベロとしてプレー。名大に入学してから硬式野球に取り組み、2年秋の2部・同朋大戦で初勝利を挙げた。大学では経済学部経済学科に在籍。

 

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