トップ > 中日スポーツ > 中部スポ > 野球 > 記事

ここから本文

【野球】

益田新監督、上原2世育てる 母校・愛知学院大に巨人OB

2019年3月15日 紙面から

巨人のスカウトから母校監督に就任した益田明典監督=愛知県日進市の愛院大グラウンドで(麻生和男撮影)

写真

 愛知大学野球リーグ1部の愛院大の新監督に、OBの益田明典さん(53)が2月6日付で就任した。益田監督は愛院大から巨人に入団し、引退後は昨年まで巨人のスカウトを長年務めた。今後は選手を見極める側から、育てる側に回り、昨秋5位に終わった名門の復活に力を注ぐ。

 投手、スカウトとして巨人に30年間在籍した益田監督が、指導者として愛院大に帰ってきた。4月開幕のリーグ戦で、公式戦の初指揮を執る。

 「来てすぐの優勝は無理。すぐに神宮と期待されるけど、そんなに簡単にはいかない。一つずつ階段を上がりたい。巨人のノウハウを教えるのも仕事だと思っている」

 巨人を昨季限りで退団し、昨年12月にアマチュア指導のための研修会を受講。その後、母校から就任要請を受けた。「まさか、学生を指導する立場になるとは思わなかった。新鮮です」。1998年のドラフトで、大体大・上原浩治投手の逆指名獲得に尽力した敏腕スカウトも、指導者としての経験はない。それでも、母校の再建に全力を尽くすことを決断した。

 リーグ最多47度の優勝を誇る強豪も、近年は部内不祥事もあり低迷。2015年秋には、初めて入れ替え戦に敗れての2部降格を経験した。

 就任後、全選手と面談し、性格や考え方を把握。野球と学業の両立を図りながら、スカウト時代に築いた人脈を生かして就職のサポート、高校生の勧誘に力を入れる。

 「僕は投手出身だから、投手を重要視する。粘り強い、投手中心の守りの野球を目指したい。全学年に1人ずつ注目されるような選手がいれば強くなる。プロに送り込めるような選手を育てたい」。元プロ監督の手腕に注目だ。 (麻生和男)

 ▼益田明典(ますだ・あきのり) 1965(昭和40)年9月23日生まれ、宮崎県出身の53歳。現役時代は投手。都城西高から愛院大に進学し、左腕エースとして愛知大学リーグ通算23勝5敗。全日本大学選手権、明治神宮大会には計4度出場し、4年時は春秋とも4強入り。巨人のドラフト5位で88年入団。現役4年間で5試合登板し、勝ち負けなし。防御率3・60。92年から巨人スカウトとなり、近畿地区を中心に、主に西日本を担当。昨年末で退団。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ