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【野球】

センバツ出場・東邦の石川が躍動 中日・森SDや複数スカウトが熱視線

2019年3月10日 紙面から

2試合で5安打と結果を出した東邦の石川昂弥=愛知県刈谷市の刈谷球場で(麻生和男撮影)

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 第91回センバツ高校野球大会(23日開幕・甲子園)に出場する東邦(愛知)が9日、愛知県刈谷市の刈谷球場で大垣商(岐阜)と練習試合をした。8日の練習試合解禁後の初戦で、打者として今秋ドラフト上位候補に挙がる石川昂弥投手(2年)はダブルヘッダーの2戦で計7打数5安打。視察に訪れた中日前監督の森繁和シニアディレクター(SD)の前で、幸先よくスタートした。試合は8−1、2−1で東邦が連勝した。星稜(石川)の奥川恭伸投手(2年)は金沢市内の同校で小松(石川)と対戦して先発。3イニングを2安打4三振1失点(自責点0)だった。横浜は沖縄県沖縄市のコザしんきんスタジアムで美里工と対戦。先発した左腕の及川雅貴投手(2年)は5イニングを無失点だった。

 高校通算39本塁打のバットが、初戦から結果を出した。石川が2019年最初の対外試合で2戦とも3番に入り、計5安打。特に第1試合は単打のみの3安打、2四球で、全5打席で出塁する好スタートを切った。

 「5本打ったけど、納得はしていない。状態は悪くないけど・・・」

 5安打のうち4本は2ストライクに追い込まれてから打ったもの。「調子が良ければ、追い込まれる前のストライクを長打にしている」と厳しく自己採点した。ただ、追い込まれてからでも、バットを短く握り替えて単打を放ったのは、昨年からの成長。第2試合では4回に左翼線に二塁打を放ち、7回は右前打で出塁すると二盗、三盗に成功。50メートルを6秒3で駆けるスピードも披露した。

 投げても第1試合では先発マウンドに上がり、5イニングを3安打無失点。最速144キロを誇る直球は136キロに留まったが、制球良く無四球でまとめた。「7割ほどの力で投げた。完璧ではないけど、良かった」とこちらは納得の表情でうなずいた。

 今年の高校生ナンバーワン野手の呼び声が高く、ネット裏では中日、阪神のスカウトが早速視察。特に地元・中日は、中田スカウトディレクター、近藤スカウトに加えて、森SDも姿を見せた。

 東邦・森田泰弘監督(59)の駒大の先輩に当たる森SDは「きょうは監督に会いに来ただけ」と言いつつも、「情報はいろいろ入っている。地元だしね」とコメント。森田監督は「石川が気になったんじゃないかな」と話した。近藤スカウトも「いいものを持っているよね」と能力を高く評価。今後の練習試合でさらに調子を上げれば、注目度はさらに増す。 (麻生和男)

 ▽阪神・筒井スカウト(東邦・石川について)「初戦から結果を出せるのは、能力が高い証拠。あの体格、あの打撃で、肩と足も備えているのは素晴らしい」

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