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【格闘技】

村田諒太「もう立ってこないのは分かった」腫れた左目にサングラス 王座防衛一夜明け

2019年12月24日 20時25分

一夜明け記者会見を行った村田諒太

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 横浜アリーナで23日に行われたトリプル世界戦で、ともに王座を防衛したWBAミドル級王者の村田諒太(33)=帝拳=が24日、東京都内で一夜明け記者会見を行った。メインイベントで豪快な5回TKO勝ちを果たした村田は、激闘を物語るように腫れた左目をサングラスで隠して登場。「相手が倒れたとき、もう立ってこないのは分かりました」などとを振り返った。

 「勝たなきゃいけない試合をしっかりKOで勝てた。実は(2回KO勝ちした7月の)ブラントとの第2戦より緊張感があった。ホッとしています」。村田がサングラスの奥で目を細めた。KO率8割の挑戦者を粉砕し、これで2019年は王座に返り咲いた7月の2回KO勝ちに続いて2戦2勝2KO。「昨年10月にラスベガスで負けて火が消えかかっていたが、みなさんが燃やす材料をくれた。感謝です」と一年を振り返った。

 気になるのは次戦。世界的プロモーター、トップランク社のボブ・アラム最高経営責任者は23日の試合後、WBAスーパー王座をスーパーミドル級とミドル級で同時保持する「カネロ」アルバレス(メキシコ)、あるいはIBF王者で元3団体統一王者の「GGG」ゴロフキン(カザフスタン)と五輪前に東京ドーム決戦というメガマッチ計画を披露した。

 帝拳ジムの本田明彦会長も、何としても実現させるつもりだ。「この2人に絞る。1年でも待つ。カネロだったら試合は5月、ゴロフキンは2月に試合があるから6月以降。年明けから交渉をはじめる」と宣言。他の挑戦者には目もくれず、ミドル級2トップを狙う。

 ただ、村田に焦りはない。「帝拳ジムが組んでくれるのが僕にとって最善の試合。その試合に真摯(しんし)に取り組むだけです」。次戦のことはひとまず頭から取り去る。そして、試合に備えて断っていた大好きなパンとコーヒーを楽しみながら「緊張感から解放されて家族と過ごせる、ボクサーとして一番幸せな2〜3週間」を過ごす。

 

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